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ONE PIECE ゴーイングベースボール 【わんぴーす ごーいんぐべーすぼーる】 ジャンル 野球アクション 対応機種 ゲームボーイアドバンス メディア 64MbitROMカートリッジ 発売元 バンダイ 開発元 ナウプロダクション 発売日 2004年3月11日 定価 4,800円(税抜) レーティング CERO 全年齢対象 判定 クソゲー ポイント 7人野球バカすぎるCPUバントだけで優勝できる ONE PIECEシリーズ 概要 ゲーム内容 問題点 評価点 総評 余談 概要 怪物的人気を誇る海賊漫画『ONE PIECE』。本作はそのキャラクターを用いた野球ゲームである。 原作のハチャメチャな雰囲気そのままに野球ができるとあって期待度はそれなりにあったのだが、発売後はワンピースシリーズ屈指のクソゲーとして名を轟かせる羽目になってしまった。 ゲーム内容 7人制の野球ゲーム。7人であることを除けば基本的にルールは通常の野球と同じ。 逆に言うと7人制に調整されていないということ。守備からショートとセンターを抜いただけである。 また、実際の野球のルールに即していない部分もある(後述)。 タッチアップが出来ないなど、実際の野球では出来るがこのゲームでは出来ないこともある。エラーもない。 代打・代走といった選手交代は出来ない。 ポジションチェンジは可能なので、ピッチャーのスタミナが切れた場合は別のポジションの選手と交代する。 特殊コマンド バッターは長打が出やすくなる「爆発技」と必ずミートする「必中技」を使うことができる。 また、ジャストミートすると必殺演出が入る。 ピッチャーは変化球、フォーク、速球がある。 また、コマンドを入力すると魔球が投げられる。魔球は何種類かあり、キャラ毎に使用できるものが決まっている。 球場 ドラム球場、アラバスタ球場など原作で登場する島々がベースになった球場が登場している。 それぞれの球場には障害物などのギミックがある。 ゲームモード ストーリー:好きなチームを選び、他のチーム全てに勝利するとクリア。 対戦:対戦を行う。 ミニゲーム:ミニゲームをプレーすることが出来る。全4種類。 エディット:エディットチームを作ることが出来る。選手スカウトはストーリー優勝が条件。 オプション:対戦のイニング数、守備・ランナーのオート、落下点表示のありなしを設定できる。難易度設定は無い。 あそびかた:基本的な遊び方を見ることが出来る。 キャラゲー要素 バッターはバット以外にも、手や足、刀などの原作で使用した武器や道具を使うなど個性的。 ピッチャーも手を伸ばして投げるルフィなど個性的なモーションを取る選手が何人かいる。 バッティング画面では画面の左右下にピッチャーとバッターの顔グラフィックが表示される。 顔グラの出来は悪くなく、パターンも豊富なので楽しめる。 原作で因縁のあるキャラ同士だと掛け合い演出がある。 マイナーキャラが多め。 他のゲームに登場していなかったり、登場していてもプレイアブルとして使用できないキャラが何人かいる。 問題点 守備のCPUが致命的なまでにバカ。野球が成り立っていないレベルである。 なんとバントだけで大抵の場合は出塁できてしまう。バントで出塁したらそのまま点が入るなどという信じられないことが起こる時もある。バントを繰り返すだけで大量得点のチャンス。一塁側にバントカーソルを動かして一塁側に転がすとより確実に出塁できるのでやってみよう。 どんな野球か想像できない人は以下の動画参照。 + ほぼバントのみでプレイした参考動画 http //www.nicovideo.jp/watch/sm3302978 「爆発技」や「必中技」など色々用意されているが、バントと比較したら実用性が薄すぎる。バントこそ海賊野球制覇の鍵である。 ある意味「バントホームラン」より酷い。少なくともあちらはバントでホームランが打てる選手は限られており、バントだけで勝つのは困難。しかしこちらは止めたバットにボールを当てるだけで7割方セーフが取れる(*1)。このゲームにおいて、いかにバントが有利なのかがお分かりいただけるだろう。 そもそもランナーの足が塁間に対してかなり速いため、バントに限らず内野安打が非常に出やすい。 「バントをしなかったらまともな野球になるのでは?」と思われるかもしれないが… 内野の守備がボロボロなので、内野安打でランニングホームランという信じられない現象も起こる。結局まともな野球にはならない。 守備をオートにしておくと、ボールを捕球した後すぐに必ずサードに投げるAIをしている。セカンドやサードは無理だがファーストは刺せそうな場面でも三塁に向かってすぐに投げてしまうため、結果的に相手の安打になってしまうこともザラ。二塁ランナーが鈍足のキャラでなければピッチャーゴロでもまず内野安打になる(*2)。 加えてサード方向に打球が飛ぶとサードが自動的に三塁のベースカバーにつき、ゴロもフライも素通りさせてしまう始末。 一番進んでいるランナーが向かっている塁に向かって送球するという思考が基本なので、うまく進塁と帰塁を行えば簡単に本塁まで進めてしまう。 ランナーが方向転換しても減速がなく、ランナーの足が守備の足より速いため、操作ミスでもしない限りタッチアウトにされることがない。 ボールを受けたベース上の野手がタッチしようと塁から離れた後、先ほどまで自分がいた誰もいない塁に送球したりもする。 ランナー2塁で内野ゴロを打ち、3塁がセーフになるとCPUはその後送球をしないのでバッターランナーは安全に2塁に行けてしまう。ファミスタでもあった現象だが、2004年発売のゲームでこれは…。 外野フェンス際まで転がった打球を野手が捕球してから、投げずに本塁まで走って運ぶこともしばしば。 CPUはランナーがいる状態でフライが上がっても捕球されるまで帰塁操作を取らない。そのため、ノーアウト1・2塁のピンチであっても内野フライ一本で簡単にトリプルプレーが取れる。 もちろんインフィールドフライなど存在しない。 また、プレイヤー操作の場合であっても、守備操作キャラ以外は自動で動くのだが(操作キャラも十字キーに触れなければ自動で動く)、これの動きもおかしい。 投一塁間のフライをピッチャーとファースト2人が取りに行き、捕球後ファーストが無人で投げられないなどの現象が起こる。 非操作キャラは空いているベース、もしくはピッチャーマウンドに入ろうとする習性があり、外野がピッチャーマウンドやホームにやたら走ってくる。 一部の球場には障害物があるが、移動中障害物に引っかかっても迂回したりせず直進し続けるため、その場で動けなくなることがある。 バッター以外のランナーはボールが落ちるまで次の塁に進むことができない。 ランナー1塁から長打を打ったのに、ランナーが2塁手前で止まるせいで3塁でアウトになったりする。 それ以前に1チーム7人しかいないので、「これは野球じゃない」との意見多数。 バントが異様に強いのもこれが原因。内野守備の要であるショートがいない為、内野の守備がスッカスカなのである。 外野もセンターがいない。それへの対処なのかは不明だが本作でのフライの捕球率は高い。ゴロの方が捕られないというのは野球としてどうなんだ…。 かといって長打が弱いわけでもなく、どのキャラでも簡単にホームランが打てるうえ、センターオーバーすれば(7人なのでセンターはいないのだが)ランニングホームランになることも多い。 発売当時は麦わらの一味のメンバーが7人(*3)しかいなかったのでそれに合わせたものと思われる。しかしそれならヒビとカルーを再び加入させる、オリジナルキャラを2人入れて9人にする、三角ベースにして自然な形で人数を減らすなど、いくらでも手段はあったはず。 例えば『トレジャーバトル』のようにエースを、後は空島編で協力者だったガン・フォールを加えればちょうど9人になる。 7人野球にするならするでちゃんと調整すれば良かったが、通常の野球からセンターとショートを抜いただけという雑調整の結果、こんな穴だらけの守備になってしまった。ONEOUTS(*4)かよ。 なお作中冒頭で「海賊野球は7人で行う」というルール説明があるので、これは本当に野球ではなく海賊野球なのだろう。 明らかなファールがフェアと、明らかなフェアがファールと判定されるなど野球のルールに即していない。 本作のゴロは大体一度フェアゾーンに着弾すれば、その後ファールゾーンに転がってもフェア扱いとなるので、これもバントゲーを加速している。 一方でライン際のホームランがファール扱いになってしまうため、ホームランを狙うのは合理的ではない。 最初にフェアと判定された打球が途中でファール判定に変わり、にも拘らずインプレーのままとなるというバグもある。 超打高投低なのでピッチャーの性能差の意味がほとんどない。 言ってしまえば誰であろうと大して変わらないので、スタミナが切れたら適当なキャラに交代するだけでも問題はない。 というかCPUはAIが稚拙なために明らかなボール球も振ってくれるので、なんならスタミナが切れてストライクが入らなくなっても交代する必要すらあまりない。 強いて言えば消える魔球で相手打線を完封できるロビンが最強だが、バントで大量点を取ってしまえばそこまでして抑える必要性も薄い。 キャラクターのパラメーターは一見それっぽく設定されているが、実はほとんど意味がない。キャラクターの違いは外見以外にほぼない。 キャラクターの個性がないというのは、キャラゲーとしては致命的である。「ONE PIECEの人気に便乗した手抜きゲーム」「キャラデザインが面倒だからONE PIECEを使っただけ」と揶揄されることも。 グラフィックレベルもさほど高くない。顔グラはそこそこよくできているが、肝心のフィールド上のグラフィックがチマチマしている。 ただ、この副作用でオバサンキャラの「Ms.メリークリスマス」がロリキャラに見えるという思わぬ効能あり。 全体的にテンポが悪い。敵は守備の際やたらともたつき、一回の打球で10~20秒ぐらいは平気でかける。 またこちらの操作でもボールを野手間で回していると、いつまでたっても画面が切り替わらない。 既にランナーがいる塁にボールを回すと何度でも「セーフ」と出る。 ランナーが一人もいない状態になったとしても画面がなかなか切り替わらない。 一方で、ランナーの進塁中や、ボールが転がっている状況であっても突然画面が切り替わってバッティングに入ってしまうこともある。 チーム数も初期7チーム(*5)と特に多くもなく、前述の通り選手も没個性なのでチームごとのアイデンティティもさほどない。 ついでにいくらか疑問のあるチーム分けになっている。 7人必要なので仕方のなかった面もあるだろうが、アーロンやクリーク、クロと言った序盤の強敵たちが「イーストブルーチーム」でひとまとめにされてしまっている。海軍チームがあるにもかかわらずモーガン(*6)も所属している。人数合わせのためにニャーバン兄弟・パール・チュウは登場すらしない。 さらに「チームアラバスタ」になぜかMr.2がいる。ちゃんと「バロックワークスチーム」はあるのに…(*7)。 「偉大なる航路連合軍」はバギー・アルビダ海賊団の4人とワポルとその側近・チェスマーリモのブリキング海賊団、そしてハイエナのベラミーである。原作を読んだことのある人ならすぐわかる通り、これら3海賊は作中では一度も顔を合わるシーンがなく、言うなればただの残り物・寄せ集め集団になっている。 1チーム7人×8チーム(隠しチーム含む)の56名というと一見多そうに見えるが、もっと多い作品が3年前に出ている。 細かい指摘としてはルフィ達のチーム表記が「ルフィ海賊団」になっている。原作では主に「麦わらの一味」と呼ばれているのだが…。 「最強連合軍」は流石に守備が機敏だがそれはあくまでランナーなしの場面の事であり、ランナーが出ると野選を連発するので、結局一塁線に転がせば何とかなる。打撃も強くホームランが出やすいが、本ゲームのAIのご多分に漏れず外に外して投げればカウントを稼いで三振を取れる。 初見でもエンディングまで4時間程度というペラペラボリューム。しかもひたすらバントで一塁線に向かって転がし、ただただ外に外す投球で三振・凡打を取るだけなのだから、余計虚しい。 隠し要素として「パワーキャラクター」と言うものがあり、タイトル画面で特定のコマンドを入力すると、ステータスなどが強化されたキャラクターが使えるようになるのだが…。 やはりというか、ステータスが強化されたところでほとんど意味がない。これでは何のためにこんな要素を入れたのかが分からない。 そもそも、特定のコマンド入力をしないと出現しないという点も謎すぎる。そこは「ゲームをやり込んでいくごとにステータスが成長していく」と言った形にしても良かったのではなかろうか? また、パワーキャラクターが存在するのは麦わらの一味にエネルを加えた8人。麦わらの一味はともかく、なぜエネルだけが該当しており他のキャラには存在しないのかは謎。 このゲームが出た当時を考えればエネルが優遇されるのは納得できるが、他にもクロコダイルなどの大ボスクラスのキャラにもパワーキャラクターがあっても良かったと思うのだが。 評価点 自分でオリジナルチームが作れる。 お気に入りのキャラで好きにチームが組めるのはファンとしては嬉しい所だろう。 先述した通りマイナーキャラが豊富。バロックワークスの幹部達やスカイピア神隊、コブラ王にチャカ、ペル、コーザといった印象的な敵味方はもちろん、当時1話限りの噛ませキャラであった 赤髪海賊団のロックスター まで使える。ちったァ名の知れた選手だとは思ってんすがね… それだけに、CPU相手に勝利してポイントを稼ぐ必要がある点や、ゲームの出来自体が悪いため率先してチームを作ろうと思わせるまでに至らない点が惜しい所。 前述の通り顔グラの出来は悪くない。 各キャラにスタミナに応じて笑顔~疲労や爆発技使用時などパターンは豊富に用意されている。 しかも原作の殺伐とした雰囲気を感じさせず、みんな笑顔で野球をやるので気分がいい。 先述した爆発技を使用した時や、戦況によっては表情が変わることもあるが。 その表情も原作から抜粋された表情が多く、思わずニヤリとなるかもしれない。ビビやワポル、疲労すると例の顔になるエネル等。 バッターボックスでのグラフィックもよく作られている。 バッターが使うのがバットに限らず、原作で使用していた武器や道具、果ては蹴り(*8)や裏拳で打つというバカバカしさも良い。 さらにロロノア・ゾロに関しては、「剣で打つ」…一応峰打ちではあるが。 芯をとらえたときの必殺演出、三振、デッドボールなどもちゃんと各キャラに用意されている。 問題点にも挙げたパワーキャラクターだが、彼らはピッチャーにすることでコマンド入力で「魔球」と呼ばれる専用の球種を投げることができる。 キャラによって球が分身したり、消えたり、大きく蛇行して飛んだりと言った特徴的な投球が可能で、見る分にはなかなか楽しい。 クソゲーにありがちなゲーム進行を妨げるような致命的なバグも無い。 総評 本作をバントゲーたらしめる、致命的なまでにおバカなAIと雑に調整されたルール。もうこの時点で、野球ゲームとしては商品失格級の破綻ぶりと評さざるを得ない。 キャラゲーとしてはキャラの個性に合ったボールの打ち方や必殺技、顔グラなど光る点は少なからずあったものの、それを上回るほどのキャラゲー以前の野球ゲームとしての純粋な出来の悪さゆえに、ファンからは総スカンを喰らってしまった。 少なくともシリーズ中ではまず間違いなく最低の作品と断言できてしまうだろう。 余談 開発はあの『メタルマックス2改』を作ったナウプロダクション。 かつてはナムコやコナミやハドソンのゲームを手がけ、『ワギャンランド』『高橋名人の冒険島シリーズ』などの名作を輩出していただけに、この出来の悪さは不可解と言わざるを得ないだろう。 本作発売日からちょうど1年後、2008年度クソゲー甲子園…もとい携帯版KOTY大賞を受賞したあの作品のGBA版が発売されている。…もしかして、この発売日は何かに呪われていたのだろうか? かつて『CONTINUE』誌における「クソゲー・オブ・ザ・イヤー」であのダメジャーが取り上げられた際「海賊野球よりはマシ」といった内容のレビューが載せられた。 公式サイト内の「ゲーム紹介」ページに、10年以上「coming soon」と書かれている情報があった。結局、明らかにされないままホームページは閉鎖してしまったのだが…。(*9) 劇場版第5作目『ONE PIECE 呪われた聖剣』の同時上映としてこのゲームを原案とした『めざせ!海賊野球王』が公開された。 こちらは賛否両論の出来である。 その後麦わらの一味にはフランキーとブルックが加入して9人になり(*10)、物語の進行とともに他の登場キャラも大幅に増えた。今となってはちゃんとした海賊野球ゲームが作れるかもしれない。 極論を言ってしまえば「9人になるまでは発売延期する」の方が良かったかもしれない。もっとも、漫画、アニメ共に時系列がはっきりしている為、そこまで連載が続くという補償が難しかったかもしれないが… 2023年3月29日にONE PIECE スタッフ公式Twitterアカウントが「ONE PIECE GAME スペシャルムービー」と称して、国内で発売・サービス提供が行われたONE PIECEのゲーム作品のほぼ全てのロゴを載せた動画を公開したのだが、本作に関しては動画内に影も形も無かった。 その一方で、ONE PIECE公式YouTubeチャンネル内コンテンツ「仲間がいるよTube!!!!」で2023年4月6日に本作をメインで取り上げた動画が投稿されていたりもする。どうやら、公式的には本作が完全に無かったことにされているわけでも無いようだ。
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TOVの記事がpukiwikiライクモードになってないよ。 個人的には削除してほしいくらいだけど。 まあ修正お願いします。 -- (名無しさん) 2010-09-06 06 56 31 ID tzSzncik0の規制をお願いします。 ろくな意見も言えないのに他人の主張を「その程度」呼ばわりし、 アンチ認定した挙げ句指摘した人に対して「個人攻撃」などと言う輩です。 あと、TOSの記事がpukiwikiライクモードになってるので修正してください。 -- (名無しさん) 2010-09-06 08 24 57 ちょっと緊急事態です。 カタログwikiは『いずれのカテゴリに属さないゲームが載るwiki』ですよね? TOVを新定義に従って編集したら、削除された記述がカタログwikiの記事に載る、という事態になってしまいました。 カタログwikiは『何を書いてもいいwiki』ではないはずです。 あっちこっちに、てんでバラバラに載せるような事は、wiki的にも記事的にも読み手からしても、あってはならないと思います。 また、『クソゲーまとめにカオスが残ることになった以上、どうもちぐはぐさを拭いきれない』という意見もあります。 一刻も早い対応をすべきかと。 -- (管理人へ) 2010-09-06 09 55 24 ID:KYY0gShIOの規制をお願いします。 荒らさないでほしいというID bq36jS7A0の意向に反して、場を荒らす発言しかしていません。 そもそも、岩田聡の項目は、以前の議論で削除が妥当と判定されたはず。 ルールを守れない時点で、他者を批判する資格はありません。 -- (名無しさん) 2010-09-06 11 56 01 ↑ 横やり失礼だが言わせてもらう。 君が規制対象になったのは君自身に問題があるからだろう。 彼が君に言ったのは君自身に問題があるからだろう。 君の言い分や態度に問題があったからだろう。 それに他の人からも『落ちつけ』と言われていただろう。 自分の事を棚に上げ、他者を荒らし認定するとはどういう事だ。 管理人殿、構わず2010-09-06 11 56 01を規制sてやってください。 -- (名無しさん) 2010-09-06 12 04 50 何か、落ち着けと言っているのが、一番落ち着いていない気がするなw -- (名無しさん) 2010-09-06 12 25 50 カタログwikiについてですが、当Wikiで企業問題判定のみを受けた作品については企業問題に関係ない部分は書いて良いです。 ただし企業問題の部分はカタログwikiに書かないようにしてください。 -- (管理人) 2010-09-06 19 17 06 ID tzSzncik0を規制しました。 「テイルズ オブ ヴェスペリア」「テイルズ オブ シンフォニア」の編集モードを pukiwikiライクモードに変更しました。 -- (管理人) 2010-09-06 19 21 14 >管理人さん 仕分けスレ住人です。 現状、仕分けでカタログ相当と言われている記事の企業問題の件ですが 記事自体はカタログに移した上で、企業問題の該当部分だけはこっちに残すという方針でOKですか? あと、規定の7項にはものすごく広範囲をカバーしてしまう条文があるんですけど 改定の提案などは受け付けてますか? -- (名無しさん) 2010-09-07 10 06 28 ID tzSzncik0から請願がありましたのでID tzSzncik0を規制解除しました。 >仕分けでカタログ相当と言われている記事の企業問題の件ですが >記事自体はカタログに移した上で、企業問題の該当部分だけはこっちに残すという方針でOKですか? OKです。 また改定の提案などは受け付けています。 -- (管理人) 2010-09-07 15 34 28 >管理人さん 了解です。 ですが、仕分けスレとしては今回の決定をひとまず脇に置いた状態で進行させてもらいます。 理由は、現時点での「3日で5件分の検証」という作業量に手間を追加してしまうと ペースを落とさざるを得なくなるから、また、話し合いが煩雑になるからです。 賛否の仕分けの最終(仮)決定については今までの基準で出しますが、実際移転に移す際 企業問題を含みそうなものについては、カテゴリ定義が安定するのを待とうと思います。 なるべく向こうのwikiが荒れないよう気をつけますので、この方針を了承してもらえますか? -- (名無しさん) 2010-09-07 16 30 30 -- (名無しさん) 2010-09-07 17 41 49 すみません、間違って↑投稿してしまいました 用語集の人物欄4の個別化をしてよろしいでしょうか? -- (名無しさん) 2010-09-07 17 46 33 執筆依頼においてあるゲームの記事の作成ってどうすればいいんですか? 分類の判定とか書いてあるページの分類に従えばいいのか -- (名無しさん) 2010-09-08 20 05 41 ACE Rの記事が予告なしで消してる人がいます。やった人を対処してください -- (名無しさん) 2010-09-09 19 33 19 ACE R記事の正式な削除を依頼します。 発売から一カ月もたたないうちに作成され、なおかつ記事内容は言いがかりレベルの記述が多く占め、 なおかつ冗長で非常に読みにくいものです。 それと意見箱で声が上がっていますが、トップページに「執筆開始日の制限」を明記しては頂けないでしょうか? -- (名無しさん) 2010-09-09 20 35 13 BASARA3は1ヵ月、ACE Rは3週間、Steins;Gate(PC版)は2週間。 こんな僅かな期間でまともな評価が出来る訳がない。 最低でも『発売から3ヵ月間は記事を書いてはいけない』というルールを設けるべき。 -- (名無しさん) 2010-09-09 21 02 36 ACE Rの記事の、シナリオやカットインに対する不満点には同意ですが、マクロスFの原作に対してまで否定的な意見が書かれているのはさすがに問題だと思います -- (名無しさん) 2010-09-11 03 39 52 ↑ で? それ依頼じゃないよな -- (名無しさん) 2010-09-11 05 32 15 「ファイアーエムブレム 暁の女神/海外版の追加要素」は本記事と統合できました。 そのため、当該ページの削除をお願いいたします。 -- (名無しさん) 2010-09-12 00 22 13 執筆依頼・アーケード クソゲー扱いされやすいゲーム3 文章が限界に近くなっています。いくつか項目化した方が良いと思います -- (名無しさん) 2010-09-13 04 33 59 ID xN2DP0+g0 ↑を規制してください 自分の意見が通らなかったという理由で暴れ始めました 身勝手で幼稚と言わざるを得ない -- (名無しさん) 2010-09-13 21 48 19 >管理人さん トップページの企業問題について、決定事項の反映をお願いします できれば新規記事作成の自粛の呼びかけまたは凍結を宣言してもらえればと思います -- (名無しさん) 2010-09-14 10 58 49 昨日「コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー」を編集したものです。 初めてここで編集作業をしたので、不慣れで何度も編集しなおした結果、荒らし対策規制にひっかかって編集が出来なくなってしまいました。 次からは気をつけますので、規制を解除して欲しいのですが、どうしたらよろしいでしょうか…? -- (名無しさん) 2010-09-15 00 01 10 それ確か@wiki側の処置だった気がする -- (名無しさん) 2010-09-15 00 21 04 用語集 シリーズ2 文字数がオーバーしました、分割をお願いします -- (名無しさん) 2010-09-17 12 19 09 おい管理人、この溜まりに溜まった依頼をいつまで放置するつもりなんだよ… -- (名無しさん) 2010-09-18 20 16 35 ID ttOhculg0 を規制してください はっきり言って迷惑です 出ていくとは言ってますが念のため というか性格がID xN2DP0+g0と似すぎなんですが ひょっとして同一人物ですか? -- (名無しさん) 2010-09-19 00 02 33 まぁ、溜まった依頼を放置してるのにイライライするのはわからんでもないが -- (名無しさん) 2010-09-19 00 18 53 カタログに依頼所がないのでこちらに書かせてもらいます 「年代別で一覧ページが分かれていると使いにくい」という意見が出てまして 単純に機種別の下で50音順に並べた方がいいのではないかと思います こちらで修正したいので、ゲーム機の画像が載っている発売日順一覧ページの保護を解除してください -- (名無しさん) 2010-09-21 08 02 31 未処理案件が分かりづらいので ・対応が始まっているもの ・管理人依頼不適のもの ・既に不要と思われるブロック依頼 等を除いて強調してみました。 -- (名無しさん) 2010-09-21 14 33 19 ザ・キング・オブ・ファイターズ2001 題名の2001が半角なので修正をお願いします -- (名無しさん) 2010-09-21 21 05 54 >2010-09-07 16 30 30 OKです。 >2010-09-12 00 22 13 「ファイアーエムブレム 暁の女神/海外版の追加要素」を削除しました。 >2010-09-14 10 58 49 トップページの企業問題については反映しています。 企業問題一覧・鬱ゲー一覧を保護しました。 >2010-09-21 21 05 54 ザ・キング・オブ・ファイターズ2001の記事名を修正しました。 -- (管理人) 2010-09-22 02 46 49 >2010-09-21 08 02 31 五十音順一覧へのリンクを作成し、発売日順一覧ページの保護を解除しました。 -- (管理人) 2010-09-22 03 17 17 クライムファイターズの粘着 舐めたクソ記事クライム2の記事執筆者 以上の規制を -- (名無しさん) 2010-09-23 22 42 48 クソゲー扱いされやすいゲーム他一覧を編集しようとしたら、 「あらし対策」と表示されて編集できません。 編集できるようにできないでしょうか? -- (名無しさん) 2010-09-26 08 51 39 ↑念のためいっておくと、ここで荒らしなんてした記憶は一切ございませんし、 ここ最近、本wikiの編集すらもした記憶がありません。 -- (名無しさん) 2010-09-26 08 55 10 俺もだ。荒らした覚えなんてないのにスパム判定がどうたら言われて書き込めない。 -- (名無しさん) 2010-09-26 15 52 16 旧異色カテゴリのWizIV~ロクフォル(WS)は 移転後しばらく平穏な状態なので削除して大丈夫だと思います -- (名無しさん) 2010-09-26 20 13 04 クライムファイターズの記事に粘着している奴をブロックしました。 >「あらし対策」と表示されて編集できません。 過去にQMA7の記事を頻繁に編集しログを流した荒らしがいたのでログ流し防止のため導入しています。 ご理解ください。 -- (管理人) 2010-09-27 01 05 54 旧異色ゲー一覧の移転先がまだ決まっていないタイトルすべてを、クソ扱いゲー一覧他に移しました。 カタログwiki移転が決定(すでに移転済み)した旧異色ゲータイトルすべてと、旧異色ゲー一覧の完全削除を要請します。 -- (名無しさん) 2010-09-27 01 47 36 掲示板どうなったんですか?規約違反って… -- (名無しさん) 2010-09-27 11 45 02 規約違反をした覚えが無いので今理由を聞くために問い合わせている。 -- (管理人) 2010-09-27 11 53 32 http //jbbs.livedoor.jp/game/51440/ 新しい掲示板作成した。 -- (管理人) 2010-09-27 12 03 42 掲示板が復帰してる。なんだったんだろう -- (名無しさん) 2010-09-27 14 56 55 誰かPS3のガンダム戦記を整理して欲しい。 雑多すぎて何がなんだか分からないし、どっかの誰かさんが記事を使って反論などをしているから容量が嵩んでしまう。CO等はしているがそれでも・・・ -- (名無しさん) 2010-09-27 17 22 02 どうも誤検知だったようです。 -- (管理人) 2010-09-27 18 57 49 問い合わせおつ -- (名無しさん) 2010-09-27 20 16 00 リンクに携帯版KOTYを追加してもらえないでしょうか? -- (名無しさん) 2010-09-28 20 35 52 メニューは誰でも編集可能だから追加したいなら追加すればおk -- (名無しさん) 2010-09-28 21 00 53 らんま1/2バトルルネッサンスの記事削除をお願いします。 明らかに最初の執筆者の主観です。肝心のゲーム内容にほとんど触れてませんし。 -- (名無しさん) 2010-09-29 15 04 35 未だに意見箱や雑談スレにスパム判定で書き込めないんだが… 管理人、何とかしてくれ。 -- (名無しさん) 2010-09-29 18 30 24 用語集全般4のパッチに、前代未聞の11回配布とSchool Daysが紹介されてるが、 いただきじゃんがりあん(2000年発売)がその時点で日替わり13日連続配布を すでにやっていて前代未聞ではないと思うのですが -- (名無しさん) 2010-09-30 13 49 06 クロス探偵物語を"商品仕様や企業態度に問題のあるゲーム"として作成しましたが 一覧の方に削除が決定したとありましたので削除願います。 -- (名無しさん) 2010-09-30 20 59 45 ID QB7wtmRw0 の規制お願いします 毎回ウダウダとウザイだけです そのくせ他スレにまで話を拡大させようとします 正直迷惑です本人は自覚あるんでしょうかね一度鏡を見るべきです -- (名無しさん) 2010-10-02 22 56 12 ガッカリゲー記事一覧への追記を依頼します 「アークザラッド」「アーマード・コア2」 共に判定上はガッカリゲーではありませんが、新カテゴリの定義によりあぶれた作品の為、 現在の仕分け対象に入れる必要があります (なので、仕分け対象になるならガッカリゲーである必要はありません) 現在この二作は「クソゲー扱いされやすい良作」の一覧に記述されています -- (名無しさん) 2010-10-02 23 50 25 ↑依頼はいいとして、管理人が動く前に独断でガッカリゲーにしちゃうとか……。 アーマード・コア2に至っては、不安定ゲーが勝手にクソ扱い良作に分類を変えられてしまってたのに。 「勝手に分類を変えられていたから元の不安定ゲーに修正した」ことに対して、自論を展開して勝手に 「クソ扱い良作に戻す→独断で勝手にガッカリゲーに分類変更」とか、何考えてるの? -- (名無しさん) 2010-10-03 01 52 51 「らんま1/2バトルルネッサンス」「クロス探偵物語」を削除しました。 ID QB7wtmRw0 を規制しました。 >未だに意見箱や雑談スレにスパム判定で書き込めないんだが… >管理人、何とかしてくれ。 一応該当IPからの投稿を許可しましたがそれでも投稿できない場合は直接@chsに問い合わせてください。 -- (管理人) 2010-10-03 08 08 51 SG1000のフリッキーの執筆も即効で削除した方がいいのでは? 薄いってレベルじゃない私念レベルっすよ、あの記事。 これは執筆依頼でも早い段階から指摘されています。 -- (名無しさん) 2010-10-03 09 29 56 結局ACfAの処遇はどうなったんだ? AC関連の議論って双方が不満を言うだけ言って意見調整がされていない 喚くだけ喚いて出た答えが最初の問題提起を無視した保守じゃぁダメだろう -- (名無しさん) 2010-10-03 10 27 13 プリズマティカリゼーションのカテゴリ変更をお願いします。 元々射尾氏の発言はゲーム本体とはまったく関係のない発言であり、意見箱でもありましたが用語集で扱うならともかく、ゲームの判定には適しません。 企業問題から賛否両論へのカテゴリ変更が最良だと思います。 -- (名無しさん) 2010-10-03 12 00 44 定期的に雑談の愚痴をグチグチクソゲスレに書き込んでた奴が今度は予備スレで喚いてたわさすがに引いた 規制依頼きて規制はやりすぎじゃね?って思ってたけど正解だったっぽい あれはもう病気の域 予備雑談スレのID kDHB7aeI0 可能ならこいつを規制してください -- (名無しさん) 2010-10-03 14 59 20 文面ちょっと訂正 規制依頼はやりすぎかと思ったけど正解だったっぽい -- (名無しさん) 2010-10-03 15 01 11 「 ティンクル☆くるせいだーす」のページの削除をお願いします(内容が掲載サイトを間違えたらしく 全て削除されているため)。 -- (名無しさん) 2010-10-04 23 03 47 ペルソナ3が良作wikiに移転したので削除をお願いします。 -- (名無しさん) 2010-10-09 20 57 26 「ティンクル☆くるせいだーす」「ペルソナ3」を削除しました。 また、意見箱の意見に基づき「ポップンミュージック18 せんごく列伝」を凍結しました。 -- (管理人) 2010-10-10 18 11 44 予備雑談スレのID kDHB7aeI0を規制しました。 -- (管理人) 2010-10-10 18 13 42 12時頃か用語集のBEのところを白紙化した奴がいました。(今は差し戻されましたが BE本人だと思われるのでブロックお願いします。 -- (名無しさん) 2010-10-11 00 45 49 せんごく列伝の記事が管理人以外見れなくなっていますが、「削除した」ということですか? 戻して下さい。間違えている場所を修正したいので。 -- (名無しさん) 2010-10-11 11 11 27 意見箱のID PHXhRpW60を規制しちゃってくださいな。 煽ったり挑発したりいろいろ迷惑なので。 -- (名無しさん) 2010-10-11 13 36 14 ID Nzps9JEIO規制お願いします。 相手に暴言吐いていて迷惑です。 -- (名無しさん) 2010-10-11 13 41 49 どうやら用語集のBEのところに本人が湧いたのは本当っぽいです 理由としては2chでここの記事を消した事を告白してる事が発覚しているからです。 差し戻された後も殆んど白紙に近い状態にして編集合戦になっていますのでお早めに規制をお願いします。 -- (名無しさん) 2010-10-11 13 51 08 白紙にするのがあうとだと勘違いしたのか、今度は部分的に消そうとしています。 なお、KOTYwikiで全く同じ手口で消そうとしている輩がいますが、そいつのIPはBEのものでした。 コメントアウトで何故削除するか理由も書かずにやっていますし、こいつ一人のせいで編集合戦になっています。 ブロックをお願いいたします。 -- (名無しさん) 2010-10-11 13 56 42 ID Nzps9JEIOも規制してください。 「申し訳ない」と誤りつつ煽ることしかしていません。 -- (名無しさん) 2010-10-11 14 18 14 BEのページを荒していた者 ID Nzps9JEIO ID PHXhRpW60 を規制しました。 -- (管理人) 2010-10-11 15 39 58 このタイミングで切り出すのも難しいものがあるんですが クソゲーまとめに一荒らしの項目が作られること自体は別に構わないという判断ですか? それともKOTY絡みで特例としますか? 何らかの明確な線引きを示していただきたい -- (名無しさん) 2010-10-11 15 54 12 ちなみにBEのページを荒していた者のホストは111-90-9-117.koalanet.ne.jpです。 おそらくこれが初のホスト開示となります。 今後このような悪質な荒らしが出た場合、今回のようにIPorホスト開示する可能性があります。 >2010-10-11 15 54 12 荒らしの項目は基本的に認めていませんが、BEなど当サイト・名作Wiki・カタログを荒らした悪質な荒らしは特例として認めます。 -- (管理人) 2010-10-11 15 58 59 管理人様へ 先程BEの項目の編集合戦の際、BEの本名を漢字表記で書き込んだ者がいましたが、 もしよろしければ、その者のIPまたはホスト名を開示して頂けないでしょうか? 彼はBEのヲチスレでも有名な荒らしでして、その関連サイト等でも迷惑行為を行っております。 -- (名無しさん) 2010-10-11 16 06 31 と言うかオチスレしか荒らして無いけどね。このWikiはまだ荒らしてないしいくらなんでもダメでしょ -- (名無しさん) 2010-10-11 16 08 50 ねえ管理人、前にも誰かが言ってたが…。 記事内の項目と項目を『ーーーー』で区切って見やすくしているんだが、いつしかそのラインが表示されなくなった。 編集画面ではちゃんと入力しているんだが、編集完了してみるとラインが表示されない(PE2の記事で確認するとよく分かる)。 これは何で?見やすいから助かってたんだが。 -- (名無しさん) 2010-10-11 16 10 40 それ俺も思ってた。 ちょっと前から、全ての記事から項目を区切る横線が消えたよな。 -- (名無しさん) 2010-10-11 16 15 25 >2010-10-11 16 06 31 BEの本名を漢字表記で書き込んだ者のホスト名はi121-113-253-155.s42.a015.ap.plala.or.jpです。 >2010-10-11 16 10 40 試しにhttp //www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/467.htmlを見てみたところ 私の環境では平常に表示されていました。 -- (管理人) 2010-10-11 16 20 43 あれ?あんれぇ~? もしかして俺のPCかブラウザが悪いのか? -- (名無しさん) 2010-10-11 16 29 28 ブラウザをfirefoxに変えたらちゃんと表示されるようになった。 すまん管理人 -- (名無しさん) 2010-10-11 17 06 04 管理人様 どうもありがとうございます。 ついでにそいつをこのWikiでも規制する事をオススメします。 -- (名無しさん) 2010-10-11 17 14 58 >2010-10-11 17 14 58 その方はすでに規制しています。 -- (管理人) 2010-10-11 17 25 43 そうでしたか、失礼致しました。 お手数おかけしました。 -- (名無しさん) 2010-10-11 17 55 27 IE8だとURLバーの右隣にある「互換表示」をオンにすると表示されるよ 横線 -- (名無しさん) 2010-10-12 06 16 45 管理人様へ ID jeMA2unw0の書き込みを削除して下さい。 自分のサイトを宣伝するだけの書き込みなので。 よろしくお願いします。 -- (名無しさん) 2010-10-14 09 58 44 「悠久幻想曲3 Perpetual Blue」の記事がpukiwikiライクモードになっていません 修正をお願いします -- (名無しさん) 2010-10-20 23 37 17 爆走戦記メタルウォーカー と メタモードの評価をお願いします。 個人的にメタルウォーカーは理不尽な事が一口では語れないので クソゲーだと思います。 -- (名無しさん) 2010-10-21 17 51 15 pop n music 18 せんごく列伝の記事の削除を願います ファンの間で評判が悪いという嘘の記述、ゲーム性に関係の無いいちゃもん等、単にゲームを貶めるための悪質な記事でしかありません -- (名無しさん) 2010-10-21 20 08 22 ↑↑ またか…… 字ぐらい読め -- (名無しさん) 2010-10-21 20 12 59 微妙の仕分けが終わったので結果の受理と一覧の変更をお願いします。 レスNoは 1718です。 -- (名無しさん) 2010-10-22 08 32 43 カオスフィールド削除でいいんじゃないか・・・? 記事自体が長期にわたりまったく書かれる気配なし。 -- (名無しさん) 2010-10-25 15 35 04 ID 7aXnudTg0の規制依頼 どうでもいいことでねちねちとしつこい粘着行為が非常に迷惑 おそらくID jer/OsDg0と同一人物と思われる そちらも併せて報告願いたい -- (名無しさん) 2010-10-26 03 24 19 邪聖剣ネクロマンサーのレジェルダーは「一切ヒント無し」と書いてありますがマニュアルにヒントがありましたよ たしかステータス欄を表示してある写真の装備武器がレジェルダーでした 自分はそれでレジェルダーの存在を知り探しだしたので間違いないはずです -- (名無しさん) 2010-10-26 16 56 17 ↑ だからここじゃなくて意見か記事に直接書き加えろ -- (名無しさん) 2010-10-26 17 15 08 ID 7aXnudTg0 ID 4weo+Odk0今度は端末変えて書き込み始めた わからないとでも思ってんのかね -- (名無しさん) 2010-10-26 22 25 09 呆れた悪質ぶりなのでもうIPも晒しちゃっていいと思う -- (名無しさん) 2010-10-27 00 16 42 「悠久幻想曲3 Perpetual Blue」の編集モードをpukiwikiライクモードに変更しました。 微妙の仕分け結果を受理します。一覧の変更はしばらくお待ちください。 ID 7aXnudTg0・ID jer/OsDg0・ID 4weo+Odk0を規制をしておきました。 これらのIDの投稿を調べたところいずれも同一プロバイダ(\.er.eaccess.ne.jp)からの投稿でした。 -- (管理人) 2010-10-27 17 11 23 ぷよぷよ~んの編集モードをpukiwikiモードにしてくれませんか? -- (名無しさん) 2010-10-27 21 33 55 管理人乙 -- (名無しさん) 2010-10-27 22 12 18 ドラゴンクエストVIIの編集モードをpukiwikiモードにしてください。 -- (名無しさん) 2010-11-01 18 14 49 執筆依頼にて「コマンドアンドコンカー レッドアラート2」を「Vietcong 2」に変えて欲しいという要望があったので、お願いできますか? -- (名無しさん) 2010-11-03 06 59 19 ID QMpTkVxw0の規制を 気が早いと思われるかもしれませんがあの手の輩は放っておいても碌な事にならないので -- (名無しさん) 2010-11-06 21 25 19 「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」の編集モードをpukiwikiライクモードに変更しました。 ついでに「姐(あねさん)」「爆伝 アンバランスゾーン」の編集モードもpukiwikiライクモードに変更しました。 -- (管理人) 2010-11-07 18 31 45 BASARA3、PC版シュタゲ、ACE Rの削除は一体いつになったらするんだよ。 -- (名無しさん) 2010-11-07 21 51 46 元賛否両論の「迷宮組曲 ミロンの大冒険」「星のカービィ 夢の泉デラックス」の記述を 良作wikiと統合したので記事の削除をお願いします。 -- (名無しさん) 2010-11-12 16 58 21 「迷宮組曲」「星のカービィ 夢の泉デラックス」を削除しました。 -- (管理人) 2010-11-12 23 26 09 雑談スレのID t9GfIj/w0の規制をお願いします。 いちいち他人を煽るような発言をして大変迷惑です。 -- (名無しさん) 2010-11-13 02 04 35 規制の件ですが今回は荒れる原因を作ったID rJ1fox4g0のみをブロックしました。 ID t9GfIj/w0は正論を言っているような気がします。 -- (管理人) 2010-11-13 02 54 27 いやちょっと待て。ID rJ1fox4G0を規制したのか? さすがにおかしいんじゃないか?彼はスレ住民に対して煽ったりは一切してないぞ。 あと、 1075や 1078をたのか? 相変わらず低俗な煽りを繰しているぞ。 -- (名無しさん) 2010-11-13 03 11 33 むしろ最初に切欠を作ったのはID tbNdgUA6Oだと思うが -- (名無しさん) 2010-11-13 03 15 20 2010-11-13 03 11 33 落ち着いてください。文章が出鱈目ですよ。 あと煽りは今の所収まってるようですが。 -- (管理人) 2010-11-13 03 17 16 僕も管理人さんの判断はちょっとどうかと思いますけど。 荒れる原因は用語を使った人ではなく、それに過剰に反応する人でしょう。 これは旧意見箱や雑談スレの過去ログでも何度も言われていた事です。 「厨」「それはしつれいをばいたしましたね」「顔真っ赤に〜」などと煽った 人が規制されず、特に荒らした訳でもない人が規制されるのはおかしいと思います。 いささか横暴じゃありませんか? -- (名無しさん) 2010-11-13 03 38 42 まだ新意見箱が無かった頃、特に荒らした訳でもないのに、ちょっとゲハ用語を喋っただけで全員から リンチの如き総パッシングをくらった、っていう痛ましい事件があったんだよね。 それが切っ掛けで、↑のように「荒れる原因は言う人ではなく反応する人」って言われるようになった。 俺はその時よりも酷い事が今まさに起こった、と感じているんだが。 てゆーか事情を抜きにしても、「口論をした人ではなく口論の発端になった人を処罰する」ってのは的外れだと思うぞ。 例えだが、FFの話で荒れたからといって、その話題を最初に振った人を規制したりはしないだろう? -- (名無しさん) 2010-11-13 03 55 36 管理人氏の判断が妥当。 当該のレスは普通の話でうっかり用語が出たというレベルを逸脱している。 物事は最初のきっかけを作るのが悪いか、反応するのが悪いかと一概に決められるものではない。 内容を見てケースバイケースで判断されるものであり、本件は前者である。 また「ゲハ用語使っただけで~」の事件だが、彼は単にゲハ用語を使っただけではなく 「この中で一番質が悪いのが○○信者」という吹込みを行っており、冤罪とは言えない。 以上、支持があるのを伝えたほうがいいと思ったのでコメントします -- (名無しさん) 2010-11-13 03 59 42 ↑ 僕はそうはおもいませんでしたけど。 1031は「○○の光景を見掛けないんだが○○なのだろうか?」と自身の考えを言っただけでしょう。 あなたが言うような一方的な決め付け、吹込みではないと思いますけど。 それに、仮にそうだったとしても規制されるほどのものではないと思いますが。 -- (名無しさん) 2010-11-13 04 11 07 ↑↑ 俺の目には「こういう光景をあまり見ないんだがどうなんだろう?」という問いに対して 「単に絶対数が少ないだけじゃない?」という普通の会話にしか写らなかったんだが。 そもそも規制するほどの事かこれ? 大体そんな事言ったら信憑性の極めて薄いソース貼ってPSPをネガキャンをした管理人はどうなるんだよ。 -- (名無しさん) 2010-11-13 04 19 54 ところで上の方にもあった要望の、BASARA3やPC版SGの削除はいつ行われるんだ? -- (名無しさん) 2010-11-13 05 43 12 管理人さん・・・ あなた疲れているのよ・・・ どう見ても規制されるべきはt9GfIj/w0の方でしょう。今回の処置は納得がいきませんよ。 それと毎回毎回記事の削除依頼(クソゲでも良作でも)をスルーしてますが、理由があるならあるで説明してもらえませんか? -- (名無しさん) 2010-11-13 08 59 12 大げさかもしれないが、殆ど言論狩りじゃないか… -- (名無しさん) 2010-11-13 09 01 13 荒れる原因を作ったのは1031や1034かもしれんが、 荒れる流れを作ったのはそのあと一斉に「ゲハ用語使ったくらいで突っかかるなよ」とか「ゲハにもいい奴はいる」って書き込んだ人達のせいだと思うんだが。 こういうのを過剰反応と言うんじゃないのかね。 -- (名無しさん) 2010-11-13 11 08 18 煽ったり荒らした訳でもない、ちょろっとゲハの事話しただけで、何故規制せにゃあならんのよ -- (名無しさん) 2010-11-13 11 57 09 リアルタイムで見てたけど、皆スルーもせず好き勝手言い合って、それを一人の規制で済ませようってのは到底無理な話だと思う。 もちろん、一人だけを規制した管理人さんの判断にも不満だが。 -- (名無しさん) 2010-11-13 12 22 48 まだ新意見箱が無かった頃、特に荒らした訳でもないのに、ちょっとゲハ用語を喋っただけで全員から リンチの如き総パッシングをくらった、っていう痛ましい事件があったんだよね あれリンチじゃなくてゲハ嫌いなのが盛大にファビョって一人で大暴れしただけだよ 次第に認定までしだして一番迷惑なの誰だよって話だった 一回規制依頼出たけどその時は既におさまってたから保留となったけど 先月辺りに同じ奴と思しき奴が依頼所で脳内常識振り回して暴れ始めたからとうとう規制された -- (名無しさん) 2010-11-13 12 39 43 ↑ それよりも前の話だよ。 ちょっとゲハ用語言っただけで全員が袋叩き。 言った奴は何ら悪い事してないのに謝ってて不憫だった。 あの時から俺は、ここの住民を疑問視している。今回にしたってそうだ。 -- (名無しさん) 2010-11-13 12 55 20 今回の規制の件ですが蔑称を使ったのが問題です。 ただその煽りに反応するのもよくないです。 -- (管理人) 2010-11-13 18 21 36 ちょっと何を言っているのかわかんないです。 で? 記事を消さない理由は? -- (名無しさん) 2010-11-13 18 29 15 その場にいた人に対して蔑称を使った訳ではないのに規制。 煽りに反応するのはよくない。 なのに煽った本人には何も言わないし何もしないんだな。 さすがに今回は意味が分からんぞ管理人。一体どういう事だよ…。 あれで規制するってんなら、今までにその蔑称を使った奴を片っ端から規制したらどうだ。 それくらい今回の管理人の判断は意味不明だぞ。 -- (名無しさん) 2010-11-13 18 37 46 >記事を消さない理由は? 現在削除を検討しています。 明日までに判断し全て削除しない場合は残した理由を述べます。 >2010-11-13 18 37 46 ブロックを解除しました。迷惑をおかけしてすみません。 -- (管理人) 2010-11-13 18 50 57 以前雑談スレで言われていたが、あなたはここの管理人なのだから、それ相応の行動・言動をすべきではないのだろうか。 雑談スレでの会話、今回の件、依頼の対応の遅さ、wiki全体の管理など、どれをとっても「管理人らしい行動」とは思えない。 もう少し気を配ってもらいたい。 -- (名無しさん) 2010-11-13 19 03 34 管理人の対応酷過ぎじゃないか? rJ1fox4g0は規制されても仕方の無いレスをつけている様に見えるが。 問題は煽ってきたt9GfIj/w0に何のお咎めも無い事が批判されてるのでは? -- (名無しさん) 2010-11-13 19 13 13 >2010-11-13 19 03 34 皆さんの指摘を参考にしながら気を配っていくつもりだ。 >2010-11-13 19 13 13 今後はこのようなことがないよう気をつけます。 -- (管理人) 2010-11-13 19 17 12 あー全然依頼所のほう見てなかったわ 俺のせいでこんなに荒れてるんですね 規制してもいいですよ? それで八方丸く収まるんならね でも正直あの程度の日本語の不備指摘で規制まで行くんなら ここの言論統制も大概だなって思いますね。 俺が煽ることには人一倍嫌悪感を示して自分らが 規制依頼を振りかざして脅迫するのはOKってのは なかなか素敵な正義感の持ち主ですねとしか言いようがない 俺も異常かも知れないが正直言ってあんたらも大概異常だよ。 -- (名無しさん) 2010-11-13 23 08 10 一言余計なんだよ発言がいちいち喧嘩腰だっただろうが -- (名無しさん) 2010-11-14 00 28 39 喧嘩腰だから規制か。 じゃあこれからはそこを基準として ちょっとでも喧嘩腰、煽りを含んだレスがあったら 全部即規制ってことでいいんですね? じゃあそのようにお願いします管理人さん。俺を規制するのであれば。 それが全てを平和に収める方法であるならば。 -- (名無しさん) 2010-11-14 00 38 27 「喧嘩腰だから規制」 いいえ 同一IDでまともなレスが一つもないやん 最初がけいおん厨でその後もずっと不遜な態度だったっしょ今もこの調子だし -- (名無しさん) 2010-11-14 00 49 34 1で管理人が「喧嘩はやめよう」と言っているし、トップにも「乱暴な表現はNG」と明記されてある。 それを無視して他社を煽るような真似を何度もしたから規制依頼を出された、それだけの事。 規制依頼を振りかざして脅迫?、何痴れた事を言ってるんだ。 -- (名無しさん) 2010-11-14 00 53 27 まともなレスか・・・まともなレスの基準って何? 任豚とか痴漢とかって平然と言うのがまともなレスなの? 丁寧な言葉使ってれば何言ってもOKなの? それこそ貴方達の価値観の基準が理解できませんが・・・ -- (名無しさん) 2010-11-14 00 57 48 蔑称云々の話は一切関係ない。 あんたが他の人を煽るような真似を何度もしたから規制依頼を出されただけの話。 -- (名無しさん) 2010-11-14 01 01 48 ゲハ用語がどうたら言って散々ファビュった挙句規制された奴と同じ感じがする。 -- (名無しさん) 2010-11-14 01 09 07 その規制依頼が異常だって言ってるだけの話です。 どこまでのことを言えば規制なのか、そのアウトラインが はっきりしていないのではないでしょうか? 俺が規制されてそれを基準とするのであればもっと大勢の人が 規制を受けてもおかしくないのでは? なるだけ丁寧に対応してみましたがこれでよろしいのですかね? >ゲハ用語がどうたら言って散々ファビュった挙句規制された奴 それは一体どなた様のことでしょうか? 私は存じ上げませんが・・・ なんにせよ管理人氏が調べればすぐわかることでしょうが -- (名無しさん) 2010-11-14 01 13 47 ……。もう放っておこう…。 -- (名無しさん) 2010-11-14 01 17 30 どのみちここまでやった以上 己が無傷で済むなんて欠片ほども思ってはいませんよ ただこの規制が妥当だとして、 今後のこの場所の管理体制がどうなっていくかを憂いてるだけです 「誰かが不快に思えば規制」 その観点でここにいらっしゃる自称「まともなレスしかしていない方々」 は全ての書き込みを監視し規制していくご予定なのでしょうか? ならば私の書き込みも任豚だの痴漢だの仰った書き込みも 須らく同罪なのではないのでしょうか? 少なくともあのレスを見て私は不快に思いましたが如何でしょうか? 荒らしの言うことに聞く耳は持てませんか? -- (名無しさん) 2010-11-14 01 21 39 放っておこうもも何も 「構い出した」のはあなた方ですが? 私は最初から「規制されてもいい」という観念を 崩してはいませんが? それ以上のご不満がお有りだから 「構い出した」のではないのですかね? -- (名無しさん) 2010-11-14 01 23 38
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2015年総評案5 大賞 Love and Peace 115 :総評5 ◆OI0PpvGLIE:2016/02/17(水) 23 56 25 HOST O005057.ppp.dion.ne.jp 季節が変われば吹き抜ける風は変わり、そしてクソゲーも変わってゆく。 昨年度KOTYeはネタスレとしての立場による決着を概ね排し、単純に「楽しめないこと」を突き詰めて進めた、重苦しく陰鬱な回となった。 絶望と苦痛の精神汚染兵器『チーズ』を筆頭に、負の側面に特化したクソゲー共の跋扈がその傾向を吹き入れたわけだが、果たして本年度はどのように腐り果てた風が吹くのだろうか…。 さて、大仰な決意を掲げ、ささやかな挑戦状を叩きつけて褌を締め直した前回の結び。 そのわりに、今年度の先頭爆発は遅咲きであった。 選評自体は4月までに4つと月刊ペースで届いている。 中でも、寒いノリとキ○ガイめいたヒロインの舞い踊りを「面白くないボ○ボーボ・ボーボボ」と評された『毎日がハーレムすぎて王子は姫を決められないっ!』は、 「パフェとハンバーグにしか見えないコーヒーとショコラケーキのCG」など笑いの提供にも余念がなく、新たなAAまで作成され上々のインパクトを残していった。 とはいえ、昨年末のゲヘナはどこ吹く風。 住人達は優しい表情を崩すことなく、本格的な春の空気をまだ遠くに感じていた。 今年は笑いと癒しの年か? そんな展望も予感させる穏やかな立ち上がりの2015年度。 しかし、時は4月6日、突如過去の怪物が忌まわしき凱旋を果たし、本格開戦の狼煙を上げた。 げーせん18発、『戦極姫6』の登場である。 『戦極姫』――かつて3つのKOTYで暴れ回った大物クソゲーも今は昔。 幾多の有償デバッガーの犠牲の下で大幅に改善し、昨今では良作シリーズと扱われるまでに成長を遂げていた。 住人にもファンは多く、純粋な期待の声も上がっていたのだが、 従来の主人公・颯馬に新主人公・月冴を加えたW主人公制の採用が、およそ最悪の裏切りを招いてしまった。 本作は「武将少女と恋愛し、天下統一を目指す」内容である。 しかし、目的の天下統一はなぜか月冴パートでしか達成できない。 果てにヒロイン全88人中82人を月冴が独占し、Wとは…?と問い質したくなる優遇ぶりであった。 そしてその人物像は、発情期のウサギが土下座するレベルで盛っている真正ゲス。 脳細胞が下半身でできており、中出しヤリ捨ては当たり前、躊躇なく騙して性交に持ち込む、体を重ねたヒロインの顔を忘れる等、まるで救いようがない。 また公式曰く軍師の颯馬と対をなす直情型の剣豪らしいのだが、実際は2次創作オリ主めいた チート万能キャラである。 特に料理スキルの無双ぶりは鮮烈で、「初めまして」→「月冴の料理凄い」→「素敵!抱いて!」という華麗な3段オチが各ルートで流れるようにエンドレスループしていく。 「媚薬飯」と称されるも、効能は口説きに限らず、説得の鍵になったり、病を治したり、数日で城が建ったりと留まる所を知らない。 当然プレイヤーはご覧の有様を白けた目で眺めるわけだが、作中では大方が彼の言動をカルト教徒の如く全肯定。 そしてそれは前作から引き継ぎのあるヒロインも例外ではない。 キャラ設定も展開も投げ捨てて次々と餌付けで即堕ち2コマ形式に心と股を開いていき、思い入れある熱心なユーザー程悲痛な叫びを上げる結果となった。 当然ファンは暴徒化。 事態を重く見たメーカーは早々に謝罪し、恒例の遊戯強化版で月冴を存在ごと抹消した。 こうして作品どころか関わるキャラの品格すらも消し飛ばす稀代のクソ主人公は、晴れてメーカー公認の黒歴史としてクソゲー界に名を刻む事となったのである。 クソゲーを脱したと思われていた『姫』のまさかの帰還は大きな動揺を産み、スレはにわかに活気づき始める。 そしてこれが呼び水となったのか、同じく過去のKOTYeで名を馳せた英霊達が続けて襲来。 「ここがどこかお忘れかい?」とばかりに、平穏な日常を貫禄の暴風で吹き荒らし始めるのだった。 先鋒は13年度大賞作『部室』を排出したミクルプリンの親ブランド、potageによる『超・秘湯めぐり』だ。 自身も前年2作品をエントリーさせ、新たな常連として着実に地盤を固めつつある昨今。 そんな大事な時期に放たれた意欲作『秘湯』の見所は、なんといっても極限まで削ぎ落とされた驚異的スリムボディであろう。 「薄い」を越えて中身が一切なく、1日当たり2~20クリックというツイッター級の短文で日常が過ぎた後、脈絡なく性行為が勃発。 1行もあけずに4枠分程シーンを垂れ流してゲームエンドだ。 エロの内容も定型文のオホォー!が30クリックと薄さを極め、フルプライスながらコンプまで2時間弱と泣く子も黙る短さを実現してしまった。 もちろん文章自体の質にも妥協はない。 突如数ヵ月後にタイムリープし、エロを挟んで何の説明もなくまた元の時系列に戻るなど、文脈は崩壊。 空虚な話に反比例するように、質の悪いパロネタだけは「ボケる→解説」と鉄板の味付けで所狭しと詰め込まれ、住人達を唸らせた。 UIは部室時代の「化石」を流用し、主人公名弄りバグも無念の続投。 クソゲー唯一の癒したる音楽すらフリー素材の約5曲のみでは擁護のしようがなく、この短さにして「去年の『銃騎士』以上に寒くて苦痛」とまで激賞されたのであった。 公式のキャラ紹介を模倣して結論すると、「――ありえないほど《クソゲー》」。 昨年はクソゲーを養殖する姿勢で不興を買ったpotageであったが、事ここに至っては住人も心を改め、 「ここまで酷いゲームを自然に作れるなんて思いたくない。養殖であってくれ!」と、いっそ意図的であることを願い始めるのだった。 新鋭の攻勢に負けじと続く次鋒はクソゲー界の古豪たるアーベルソフトウェア、『不条理世界の探偵令嬢 ~秘密のティータイムは花園で~』(通称『不条理探偵』)だった。 自社レーベルとして久々の新作はお得意の探偵ADV。 「絶頂で推理力が数倍になるヒロインと謎を追う」ストーリーで、この時点でかぐわしいクソの薫りが全く隠せていないのだから恐ろしい。 まずプレイして程なく気になるのがあまりにも貧弱な演出だ。 立ち絵に変化がほとんどなく、フェイスウィンドウに至っては差分完全0。 中でも主人公の顔グラはなぜか死んだ魚の目をしたまま固定されており、 決め台詞に脅し文句、喘ぎ声まで、あらゆる発言にシュールな彩りを添える抜群の汎用性で住人達の爆笑を買った。 またBGMが地味で、SEは間抜け全開。 傑作CG「無気力キック」、「ぐあああああ……(断末魔)」に代表される気の抜けた描写も合わさり、命がけの戦闘シーンですら牧歌的なゆるふわギャグへと成り下がっている。 では肝心の推理パートはというと、ミステリ系統なのに選択肢が存在しない。 推理自体も「長男の死体の傍に蜜蜂」→「三男は蜂が怖い、次男が犯人だ!」等言いがかり同然の駄文を垂れ流すばかりで、 この程度の謎のためにわざわざ毎回絶頂させられる探偵の悲哀にも涙を禁じ得ない。 流石にヒロインのCGだけは質が良く、レモネードが紫色な程度しか突っ込み所はないが、 差分を逐一表示する水増しがギャラリーを340枠・38ページにまで膨らませており、ページジャンプできない仕様を加えて地味ながら的確なイラつきを提供してくれる。 全方位で手抜きに手を抜かない姿勢には、さすが王者の仕事と舌を巻くしかないだろう。 ただし、本作が数々の不条理な仕様でネタを提供し続け、苦痛系の流行で荒んだ住人達の心に恵みの笑いを齎した事は否定できない。 「心入れ替えて面白い作品を作ろうかと思ってます」―― 確かに生まれたこの楽しみをアーベル流の「面白さ」だと取るならば、草葉の陰の菅野氏も多少は浮かばれるというものかもしれない。 猛攻の合間のブレークタイムには、アトリエさくら Team.NTRより『繋がらない携帯電話』が到着する。 NTR専門ブランド発ながら大半のシーンが主人公の妄想で占められ、ヒロインと2人で何の憂いもなく幸せな未来を誓ってEDと盛大な宣伝詐欺を敢行。 寝取り役のイケメンが主人公狙いのホモと判明する衝撃の展開も「誰得」の一言に尽き、基本を守る大事さを身を持って証明する形となってしまった。 ここで2015年度KOTYeはかつてない大異変に襲われる事となる。 「五惨家」「増税の悪夢」と、過去にも例がある同日発売作の大量突撃だが、なんと今回は5月29日発売分から新記録となる合計9作ものエントリーを果たしたのである。 先発は疾き事風の如く、発売日当日。 昨年から連続登板となるWHITESOFTが、神速のストレート『猫撫ディストーション 恋愛事象のデッドエンド』(通称『猫撫』)を投げ込んだ。 本作は人気タイトル『猫撫ディストーション』のファンディスクで、この業界ではあまり先例のないクラウドファンディング形式で制作されたゲームである。 魅力的な設定と出資特典で心を掴み、目標額を4日で達成。 無事発売にこぎつけ、期待に胸を膨らませてその日を待ったファンの元に届いたのは、しかしフルコンプ30分にも満たない極薄の手抜き作品であった。 総CG数5枚、本番シーンなし。 単純な数字ではかの『アイ惨』をすら凌駕し、前代未聞のエロゲー失格ぶりと言えよう。 一応Hシーン自体は存在するが、7クリックの自慰シーンと20クリックのペッティングの2つのみ。 更にCG5枚中4枚は公式で公開されており、新規分は作中で飛び抜けて低いクオリティのものがたった1枚だ。 特殊な販売形式ゆえ、他の一般的な作品と並べて値段に換算するのは難しい面もあるが、 参考までに、CG枚数に関しては一般販売価格の3000円で約0.5jks、平均出資額で0.09jks、最高額の10万円では0.016jksという驚異的な数字が算出される事を付け加えておこう。 本編より長いとも語られるエンドロールには出資者の名前が墓標のように寂しく並び、一部には戒名を書き間違えられた者もいるとあって、何ともやるせない。 2016年現在公式での新作告知はなく、公式ツイッターも沈黙。 「デッドエンドしたのはメーカーの方でした!」と茶化してみても、信頼を金に替えて売り飛ばした事実を前に、微笑の一つでも浮かべられるファンはおそらく存在しないだろう。 続くセットアッパーには、 「君よ、活目せよ――これがエロゲーの極北だ!!!」という煽り文句通りに北極級激寒ネタテキストを乱打して冷笑を浴びた『裏技スペクトラム』、 オナニーを見ているだけで疲労困憊し、拷問対象のヒロインに体調を気遣われるお茶目な主人公が光る『JK聖女淫罰 ~穢れし肢体への裁き~』、 「そのままチーズ買いに行きそう」と評された不快な主人公に加え、未完成を隠すために初期ver.の一部ルートを意図的に塞いで話題を集めた『恋魂』等、 色とりどりの作品が並ぶ。 大きな波紋を呼んだのは『毎日がハーレムすぎて王子は姫を決められないっ!』を既にエントリーさせているPeasSoftによる本年2作目、 『中二病な彼女の恋愛方程式(ラブイクエイション)』(通称『中二病』)だ。 問題点は概ね「バグ」に集約される。 どこもかしこも大小様々な不具合で塗れており、一例程度でも、コンフィグが反映されない、文とボイスが一致しない、立ち絵が画面上に残り続ける等世紀末が垣間見える。 が、何よりも致命的なのは「高頻度のエラー落ち」と「エラー落ちでデータが消える」の合わせ技であろう。 メモリリークが原因らしいが、発生タイミングは基本的に予見不可。 不意に読みこんだ重いデータが即死トラップと化し、ゲームの起動に関わる共通セーブ部分が壊れて再起不能という、『AC北斗』ばりの極悪テーレッテーコンボが頻発。 本来ならご褒美のはずの美麗なCGですらメモリ圧迫を理由に敬遠されてしまうのだから罪作りなものである。 まともにプレイしたければ「スキップを使わず慎重に進め、こまめに再起動しつつバックアップを取る」の徹底以外に方法はなく、完全に作業系死にゲー。 加えてブランドロゴの表示までに1分前後かかる程起動が遅いため、再起動には一々この待ち時間が挟まる事にも要注目だ。 これらに対するメーカーの姿勢は「環境依存です」の一点張り。 一応後日ギガパッチが配布されるも、エラーの代わりに謎のファイルが大量増殖する新たなバグを追加してユーザーをひたすら呆れさせた。 ちなみに、痺れを切らした有志による数十KBのパッチでエラーは見事解消された事を付け加えておく。 エンドロールには「デバッグ Peassoft all staff」と責任逃れ臭い表記がなされているが、 これで全スタッフが等しく名も無きモヒカン以下のポンコツであると示してしまったのは何とも皮肉なオチである。 Insyncの『妄想コンプリート!』(通称『毛根』)も忘れてはならない。 流通から「進捗を定期的に公開する」事を義務付けられるという小学生並の扱いを受け注目されたInsyncだが、 正体はかつて3連続マスターアップ後発売延期を成し遂げたEx-itの実質的後継ブランドなのだから、待遇にも合点がいくというものだ。 その上ですら当初の予定から半年以上延期。 直前までシナリオが未完成だったりデバッグ進捗が0%だったりと安定のお家芸を見せ、どうにか発売された内容は、当然ながら未完成と手抜きの総合商社であった。 花見に行くと言いつつ花見シーンはない、ヒロインに料理を作ると言いつつ作るシーンも食べるシーンもない等、イベント描写は徹底的に省略。 特に共通の最後で立ち上げた「未来予知研究部」が活動の痕跡すらなく個別の頭で解散する様は、「エロゲ史上最短の部活動」として好評を博した。 総プレイ時間は10時間以下で、CGはSDを除くとミドルプライス級の56枚。 ループ要素や意表を突く主人公の正体といった素材は味付け次第で面白くなったかもしれないが、ここまで肉を抜いてしまえば残るのはただの超展開と後味の悪さのみだ。 分岐の名残と思われる男らしい1択選択肢を鑑みても、納期のためにあるべきものを削り続けた事は明白だろう。 「in sync」は「一致している」という意味で、もはやブランド名の時点でこれまで通りのExit劇を回避するつもりは毛頭なかったのかもしれない。 打線はまだまだ止まらない。 Hシーン以外のADV部分が10分程しかなく、バトルスーツを着て戦うヒロインを前にプレイヤーはなぜか麻雀をさせられる『麻雀バトルヒロインズ』、 盗撮ものというジャンル自体は適正だが、妹がプリンを食べる様子がシーンにカウントされていたりとあまりにエロ要素が薄い『妹盗撮~自宅ストーカー~』の2作が、 お互いに方向性の違う薄さを武器にエントリー。 そして9回のクローザーを務めるは新鋭ブランドいちゃらぶ堂が贈る『女の子はドSな変態でできている』(通称『ドS』)だ。 名の通りヒロインのドSな罵倒と変態ぶりに特化したニッチゲーだが、あろうことか製作者はユーザーの求める「ドS」の意味を全く理解していなかった。 売り文句の罵倒からして言葉責めですらなく、「クズ」「空気」「強姦魔」といった小学生並の悪口を連呼するだけのもの。 そして酷い暴言で詰る癖になぜか好感度は全員最初からMAXで、どんなテンションに自分を置けばいいのかがいまいちわからない。 当然ドM紳士達がこれに興奮するはずはないが、驚くべきは主人公さえ1ミリも興奮しない点だろう。 終始冷めた顔で口撃を華麗に受け流し、逆に自らがドSに覚醒して屈服を認めさせる姿を前に、コンセプトは完全崩壊。 「違う、そうじゃない」を地で行く迷走ぶりにはさしもの住人達も驚きを隠せなかった。 同じく変態要素の方もズレっ放しだ。 口々に「チンコが~」「アソコが~」等やはり発想の幼い卑語を連呼し、自動で発情する淫乱バカにしかなっていない。 抜き方面に望みを見ても、大半のシーンが50クリック以下の定型性交。 CGは作画崩壊を含み、全力射精したのに画面変化なしで精液が亜空間に消えるなど、抜きゲーの命たるエロ演出まで片手落ちな始末であった。 サラリーマンにしか見えない主人公の制服がシュールな笑いを誘う程度は、ここにきて救いになる程の爆発力もないだろう。 選評者曰く「sealの方が抜ける分優秀」。 SとMにも作法があり、悦べない所業はただの苦痛である事を、一方的に蹂躙されたドMユーザー達の苦悶の表情からぜひ学び取って欲しいものである。 怒涛の9連戦を終え疲弊したKOTYe。 流石のクソゲー共もねぎらいの意思を示したのか、修羅の地平に年始以来となる一時の安らぎが訪れる。 当然選評は届くものの、濃密な負の空気を感じるには至らない。 『人妻公然恥辱電車』は巻き寿司に例えられた浴衣の着付けや、住人に一瞬で手直しされる程明らかなパース狂い等、視覚的にわかりやすいクソさでスレに話題と活気を提供。 あの『銃騎士』の補填作として注目された『聖騎士Melty☆Lovers』も萌え抜きゲーとして逸脱した出来ではなく、 局部の呼称を変更できる謎の機能が住人の目にとまった結果、「ちんこ」が「ゲルググ」に変えられて爆笑を呼び、ある種明るい空気を運ぶことに成功している。 そしてこのまま2015年は終わりを迎え、年末の魔物の姿を見ることもなく、荘厳な鐘の音が新たな年の始まりを告げるのだった。 終わってみれば5月29日の大爆発を除いて比較的緩やかに過ぎた1年だったと言えよう。 「たまにはこんな年があってもいいじゃないか!」 平和な幕切れに安堵の表情を浮かべ、祝杯をあげるように各々が掲げたその手は―― しかし何かを探すように虚空を彷徨い続けていた。 そう、やはりクソゲーが足りないのである。 まだ何かあるんじゃないか?大きな何かを見逃していやしないか…? 焦りにも似た予感と疼きに導かれて方々を彷徨い歩く住人達。 そして、やはりそれは存在した。 選評締め切りまであと1週間という土壇場に、老舗メーカー・ミンク製作の見逃されていた不発弾、『Love and Peace』(通称 LaP)がようやくその姿を現したのである。 本作のジャンルは「ヤリまくり学園バトルSLG」で、ADVパートの合間にゲームパートを挟んだ『チーズ』等に似た形式を取っている。 シナリオは爆死した『カルマルカ』の倍近い13人ものライターによる並行執筆で、当然の帰結として設定の整合性は完全崩壊。 日本神話かと思えば突如キリスト教用語がコンニチハし、神界にパトカーのサイレンが鳴り響くなど世界観はガバガバそのもの。 神話由来の思わせぶりな設定も実際は原義と何ら無関係な上に回収すらされず、余計なミスリードばかりが溢れて物語の理解を極めて困難にしてしまった。 EDで必ず主人公が消滅し、ヒロイン達は黒幕の掌から抜け出せないまま終了する鬱展開も手伝って、見事にストレス要因ばかりを抱えた仕上がりとなっている。 が、本作のストレスはこの程度で終わらない。 地獄の真価は続くゲームパートの方に潜んでいたのだ。 システムを一言で表すと「1しか出ない人生ゲーム」。 マップに敷き詰められたマスを一歩ずつ進んでゴールを目指すのだが、 目的地の指示が間違っていたり、ノーヒントで決まったルートを進む『コンボイの謎』じみたマップがあるなど無駄に難易度が水増しされており、一筋縄にはいかない。 道中ほぼ全マスでいちいち戦闘が発生するためゲームテンポは劣悪。 その戦闘も、回復の有用性の高さゆえに「回復持ちを殴れ」以外に戦術の取りようがない『スベリオン』以下の作業ゲーで、 敵編成に回復持ちが複数いるだけで火力を上回る回復を掛け合う無限ループが容易に発生。頻繁に強制ロードを迫られる死にゲーの側面まで持ち合わせている。 ではこまめなセーブを心がければいいかというと、そうもいかない事情がある。 本作は敵が強いわりに変動経験値制でレベルアップを制限しており、「連勝ボーナス」による取得量増加抜きでは後半が厳しくなるのだが、 セーブしようと準備画面へ戻るとその連勝判定がリセットされてしまうのである。 結果安定を取ってこまめにセーブしつつ苦しい戦闘を超えるか、不意のデッドエンド覚悟で強気の進撃を続けるかという妙な部分の戦略性が発生するも、 無論この2つは天秤にかけるものではなく、「どちらの拷問で死にますか?」という分岐に過ぎない事は言うまでもない。 そして何より致命的なのが、エロゲーの命たる「キャラ」と「エロ」をあろうことかこの出来の悪い戦闘と密接に結びつけてしまったことだろう。 本作のHシーンは戦闘勝利後に確率で発生する敵キャラの「捕獲」と、一定レベル到達後の「進化」時に挿入されるのだが、 この捕獲の発生率が非常に低く、通常プレイだとまずまともにヒロインが揃わない。 つまりエロを求める限り勇んで上述の苦痛へと飛びこまねばならず、中にはそもそも出現率が百分の1以下のキャラも存在する始末で、全てのエロを拝む道程は果てしなく遠い。 CG自体は美麗であり、枚数も271枚と水準を大きく超えた珠玉の逸品であるが、辿り着けなければ意味はない。 修羅の検証魂を備える選評者ですら全キャラ制覇を遂げられなかった事が、本作の「終わりの見えない苦行」性を如実に物語っていると言えよう。 続いて選評締め切り前日にTRYSET MADの『ANOTHER POSSIBILITY』が執念の駆け込み乗車を果たし、2015年度最後のエントリーとなった。 公式を見る限りシリアスな異能バトル路線を思わせる紹介がされているが、実際は思わせぶりに設定された主人公の記憶喪失が36時間であっさり治る、 転校初日で初対面のヒロインが教室で無意味にオナニーを始める等、突拍子がなく頭のおかしな展開に終始するカオスバカゲーであった。 特にHシーンで多用される「う゛ッ!」という発射合図は噴飯もので、 「う゛ッ!?」「う゛ッ!!?」「う゛ッ!!」 と微妙な語形変化を加えて頑なに使いまわされ、住人の腹筋を連続破壊。 また、地の文は簡素に過ぎるがライターにはなにかしら独特の言語センスがあるらしく、 「心の底から積乱雲級の親近感が込み上げて、気持ちを真夏の清涼感に満ち溢れた青空に変える」からの「あまりの運命的な嬉しさに、僕の腰も踊り狂ってしまう」 へのコンボ等が、一部住人の心をつかんで離さなかった。 当然抜きゲーとしての需要からは程遠く、CGもヒロインが「一世風靡セピア」の曲でも踊りだしそうな妙ちきりんなポーズを取っていたりと色々怪しい。 通常の用途への使用は難しいが、最後の最後で盛大な笑いの死に花を咲かせてくれた事には全住人が敬意を表してやまないのであった。 以上で主要なエントリー作品の紹介を終え、今回の結果発表に移ることとする。 次点は 『戦極姫6』 『不条理世界の探偵令嬢 ~秘密のティータイムは花園で~』 『猫撫ディストーション 恋愛事象のデッドエンド』 『女の子はドSな変態でできている』 大賞は 『Love and Peace』 とする。 昨年『チーズ』が苦痛の頂点を極めるように圧倒的完成度をもって大賞の座を勝ち取った時、ある種KOTYeは一つの到達点に辿り着いてしまったのかもしれない。 雑談にしろ選評談議にしろ、あらゆる場所において『チーズ』の話題が付いて回るように色を添え、 現われるクソゲー達は必然的に立ちはだかる王者のクソと比されることを運命づけられてしまっていた。 そんな中でも懸命に個性を訴えようともがいた結果であるのか、 本年度のエントリー作は低品質を基本にしつつ、各々が違った方角への個性を備えており、トレンドという形で一纏めに出来る様相ではなかった。 まさにクソゲー群雄割拠。 多種多様なクソ要素が乱舞する中、最もクソなゲームを決める事は困難を極めた。 が、それでも娯楽たるゲームにおいて、一貫して変わらない評価基準が1つある。 それは「ユーザーがどれだけ満足できるか」である。 特にわかりやすいのは『姫6』だろうか。 「思い入れのあるキャラクターたちへの愛情」というプレイヤー達の根幹の部分を揺さぶり、 ファン自身の口から「推しが登場しなかった人が羨ましい」とまで言わせた罪はシリーズ作品の最新作としてあるまじきもので、特筆すべき裏切り、不満足の象徴と言えよう。 他の次点3作も拍手を送るに足る需要層への不満足度を誇るが、『LaP』には他と大きく異なる部分があった。 幽かに残された美点を味わう事が出来るか否かである。 2015年度は一部で不作との声も上がった回である。 理由は前年度の大賞や時点作のように「全てにおいてクソ」ではなく、それぞれが強力なクソ要素をもつと同時に、味わうに足る美点も持っていた事による。 だからと言って前述したクソゲー達が生ぬるいということは決してないと誓って断言できるが、前年度の大賞理由でも問題にされたように、 「全てに劣る」と「一部に劣る」とを比べた際に前者がより劣るとされる事自体は道理と言っていいだろう。 その観点で見た際に、『LaP』の持つ「美麗で量も足るCGとヒロインのキャラクター性」という美点は、 「あまりにも膨大なリソースを払った先でしか辿り着けない」程ユーザーから遠いものであった。 異臭を無視し続ける忍耐さえ払えばまともな特定ルートだけをプレイして美点を味わえる『姫6』、 画集としての使用に限れば少ないリソースで到達できる『不条理探偵』、 キャラの可愛さと声優の素晴らしい演技だけは無条件で味わえる『猫撫』、 ドSゲーを諦めてイチャラブ抜きゲーとして見れば最低限の需要はある『ドS』、 以上4作と違い、まともに辿り着けない事によって一切の美点を失ってしまっているのだ。 よって『Love and Peace』を今年度最もユーザーの需要を満たせなかったクソゲーとして、大賞の栄誉を贈るものとする。 最後に、栄冠を勝ち取った『Love and Peace』と発売元であるミンク、 そしてその他全てのゲームとメーカーに以下の言葉を贈ることで今年度の結びとしよう。 「平和をください」
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ラブルートゼロ kisskiss☆ラビリンス 制作:ディンプル 公式サイト 製品概要 タイトル ラブルートゼロ kisskiss☆ラビリンス ジャンル 乙女向け恋愛アドベンチャー 対応機種 PS2 定価 6,800円(税込み7,140円) 発売日 2010年4月28日 選評 4月28日、『無料』のケータイコミックがPS2のゲームとなって発売された。 その名も『ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス』 発売延期を一年以上にわたって繰り返したにもかかわらず、 無料携帯コミックが題材なだけに、無料レベルのグラフックとシナリオ、 悲惨な出来栄えなシステムと、まさに死角無きクソゲーであった。 まず目を引くのは無料クオリティなグラフィックだ。 全体的にギザギザ、潰れは当たり前、 デッサンは狂い色彩感覚が壊れているのに加えてセンスは昭和の同人誌。 戦闘時に1種類しか登場しない敵は、黒く塗りつぶされた 「うんこ」の塊に黄色い目が描かれているように見える。 シナリオは素人中学生がブログで公開してるファンタジー小説並みで 読みにくいうえに何を言いたいのか分からない。 イベントも全ては運任せで出現するので、前後が繋がらずに違和感が生じる。 そのくせ好感度はどんな行動をとっても すぐにラブラブになるので感情移入もへったくれもない。 システムでは、ゲージが堪らないので出す機会が最後までない必殺技、 (敵はもれなく通常攻撃で簡単に倒せます☆)が光る。 全ては運次第で入手するしかないイベントやアイテムのため、 パチンコの大当たりを待つがごとく、無意味なハズレを繰り返す羽目になるあたり ラブルートというよりトラブルートだ。 些細なことだが、読み込みは重く 操作性は非常に悪く、クイックセーブ&ロードも無い。 『ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス』 無料の携帯コンテンツであっても、途中で放り出すであろうこの作品は 何かの間違いでコンシューマに紛れこんでしまったようだ。 もはやクソゲーオブザイヤーで手厚く葬ってやるのが、 クソゲーへの愛でありクソゲーマーの道であろう。 テキストではボロボロになっているはずの建物が、背景ではとても綺麗。 ゲーム途中でいきなり最初から始めたり、ギャラリー見たりしたくなる衝動の持ち主なので、「タイトルに戻る」がないのが地味に落ち込んだ。 コントローラ説明の□ボタンに「情報画面の表示」とあるのだけれど、今の所反応する場所が分からない。 スキップが「R1」押しっぱなのが地味にキツい。 説明書の戦闘コマンドに「仲間」とあるのだけれど、ゲーム画面にそのコマンドが存在しない。 逆にゲーム画面に「きりかえ」というコマンドがあるのだけれど、説明書に存在しない。内容的に説明書の「仲間」=ゲーム画面の「きりかえ」。 戦闘で「まもる」というコマンドを使用した時、守られたキャラのHPも減る時がある。説明書読み返したけれど、守られたキャラのHPも減る仕様がどこに書かれているか分からなかった。 こんな感じでした。 通常攻撃だけ(アイテム装備無し)でラスボスまで倒せてしまった為、必殺技を出せなかったので、2周目では見れたらいいと思います。
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エルヴァンディア ストーリー 【えるう゛ぁんでぃあ すとーりー】 ジャンル ヒロイティックファンタジーRPG 対応機種 プレイステーション2 メディア DVD-ROM 1枚 発売・開発元 スパイク 発売日 2007年4月26日 定価 7,140円(税5%込) プレイ人数 1人 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 クソゲー ポイント 2007年クソゲーオブザイヤー据え置き機部門次点 アニメ、グラフィックが前世代的電波で荒唐無稽なストーリー胸糞の悪い一部シナリオワンパンマンかつワンマンマンすぎる主人公真ラスボス声が爆笑もの クソゲーオブザイヤー関連作品一覧 概要 問題点 出来の悪いグラフィック ほぼ戦略不要の戦闘バランス テンポを悪くしたり、苛立たせられる要素が満載 電波なストーリー キャラクター面でも問題山積 OP・音楽 評価点 総評 余談 概要 『ファイアーエムブレムシリーズ』のようなタイプのファンタジーシミュレーションRPG。 神の欠片「グラセウム」を巡って繰り広げられる「人と人との闘い」がテーマとなっている。 キャラデザ・作曲・歌手に有名人を採用し、声優も豊富、漫画も出すという、渾身の一作となるはずだった。 しかしオープニングムービーの質の低さを見破られ、体験版の出来も悪かったため、発売前から見えている地雷と判断されてしまう。 実際に、シミュレーションゲームとしてほぼ破綻しており、音楽以外に褒める要素がないとんでもないクソゲーであった。 問題点 出来の悪いグラフィック 「二世代前のグラフィック」とまで言われるほど貧相。 プレイ中に時々アニメーションムービーが流れるのだが、効果音が変だったり、矢の軌道がヘロヘロであるなど質が悪い。OPムービーからして古臭い。 + OPムービー 戦闘時にはキャラクターの3Dグラフィックが表示されるが、表情のモデリングが無かったり、敵キャラによっては立ち絵と違う格好をしている。 クレイモア(両手で使用する大剣)を片手で振り回したり、重そうに斧を持っているキャラが攻撃では軽々振り回す等、モーションにも違和感が残る。鈍重にすると「もっさり」と批判が寄せられるため、スピード感を重視したのだろうか? 仮にそうだとしても、工夫のしどころが間違っているのだが。 実は前者は韓国、後者は中国のスタッフが手がけている。所謂「三文字作画(*1)」。 ほぼ戦略不要の戦闘バランス ヌルいというレベルを遥かに超えている。 普通にプレイしていても主人公が強くなり過ぎて、バランス完全崩壊。主人公と、ほか2、3人育てるだけで十分。 序盤の数章は主人公もあまり強くないが、補佐役の強キャラが最大3人いるためほとんど苦労しない。取りにくい位置にあるアイテムはスルー、レベル上げ用フリーミッションもスルーでも容易にクリア出来るほど。 ほとんどの場合、敵のいる場所に突撃していくだけでクリアできてしまう。群がる敵も反撃で片端から蹴散らせるという無双ぶり。 ボスキャラでさえ1、2回の攻撃で倒せてしまうのが当たり前。下の動画を見ての通り、真ラスボスでさえ例外ではない。 マップ自体も戦略性に欠ける単調なものが多い。 仕掛けのあるマップ自体はあるのだが、出撃時の「意見を聞く」でほぼ解決出来てしまうという体たらく。舞台の単調さも上記の無双ゲーを著しく助長している。 ただし、クリティカルヒットのダメージは異常に大きい。 ダメージ計算が「(攻撃力×必殺修正)-防御力」となっているため、例えばHP20で防御10の相手に攻撃10でアタックしても普段(必殺修正=1)はノーダメージだがクリティカル(必殺修正=3)の場合死ぬため、悪い意味で気が抜けない。 味方のロストの仕様も微妙。 細かい仕様は作品によって様々だが、戦略シミュレーションで戦闘不能になったキャラの扱いは、基本的には「死亡して以後使えなくなるタイプ」と「一時離脱してマップクリア後に復帰するタイプ」の二つに大別される。本作は後者に近い、「敗退後の次マップでは負傷の為に1回休みになる方式」を採っている。 …が、その状態で進んだ次のマップが離脱中のキャラが強制出撃するイベントがあるマップだった場合、最大HPが半減状態で強制出撃させられる。不可解かつプログラム的にも面倒であろう処置をするくらいなら、最初から「そのマップで出撃出来ない代わりに、イベント内容を変える」仕様にでもすれば良かったのではないか。 テンポを悪くしたり、苛立たせられる要素が満載 敵からのアイテム入手が非常に多い。 装備していない武器、持っているアイテムを全てドロップする。入手した際のメッセージウィンドウが一律で表示されない(1個1個表示される)のでテンポが悪い。 かといってアイテムを集める楽しみがあるというわけでもない。所持数制限により、結局は「手に入れては捨てる」作業を余儀なくさせられる。 盗賊が出るマップでは、戦闘のたびにアイテム争奪合戦となる上、盗んだものを含めて複数個ドロップすることが多く、尚更鬱陶しい。 文章を送る度に「ピッ」という高い電子音が鳴る メッセージ送りで電子音が鳴るゲームは結構あるが、本作の音はかなり高い音であり、読み進める間に「ピッ」「ピッ」「ピッ」と断続的に鳴る様は大変耳障りである。 ボイス周りも不備だらけ。 戦闘パートでは、ボイスがあるキャラは行動前にボイスが入る。 行動ターンが回ってきたらボイスが入るSRPGは他にあるが、本作はキャラ毎ではなくプレイヤーターンとエネミーターンで分かれる方式である為、行動するキャラを選択する度に毎回ボイスが入る訳である。しかも行動をキャンセルすると再行動時にまたボイスが入る。 紙芝居パートではボイスのあるキャラとないキャラが混じっており、違和感が非常に強い。 比較的登場場面が多いキャラでもボイスがなかったりすることがあり、基準がさっぱり分からない。むしろ台詞が多くあるキャラの方がボイス無し。 ボイスのあるキャラクターに限って殆ど喋らない事があり、特に17歳の従者、21歳の近衛兵が酷い。 紙芝居パートの絵の使いまわし・ズレが酷い。例えば宿屋のグラフィックが王宮と同じ。なんなんだこの世界観。 電波なストーリー 代表的なのが、とある人物が崖から謎の転落死をする場面。 このテの展開は他のゲームでもよく見られ、描写や説得力が不十分だと安易な死亡シーンとして批判されやすい傾向にある。だが本作の該当のシーンの場合はそれを問う以前に演出、ストーリー、フラグ全てにおいて問題が山積みである。 倒したボスの自爆でその人物が転落死すると言うシーンなのだが、そもそも狙った相手をピンポイントで転落させられる器用な自爆をしている事が既にツッコミ所。 このシーンで入るアニメムービーも失笑もの。シュールな爆発に、無言のまま一枚絵がスライドするような落ち方をするそのキャラと、笑わせにきてるとしか思えない構図になっている。そもそもこのシーンでわざわざアニメを入れる必要性を感じない。 その時、前述の補佐役キャラ3人のうち2人がある条件に従って死ぬのだが、誰が生き残ったかでゲームがルート分岐する。ルートと生き残ったキャラとの関連性は全く意味不明。 上記の生死の条件にしても、ステージクリア時のキャラの位置関係によって判定されるというルートとの関連性が全くみられない代物。確かに転落死については納得できるが、ルート分岐については完全に謎である。悪っぽい選択をしたから闇ルート、というものではない。 それも判定となるボスは台詞が死に際の一言しか無い、その戦闘限りのポッと出キャラ。勝利時直後ボスの自爆を喰らい、そのボスのユニットから最も遠く離れていたキャラ以外の2人が絶命…と言う流れだが、肝心のボスが印象も何もないヤツなので本当にしょうもない。 唐突すぎて意味不明な展開 ストーリーの途中で突然熱い展開や衝撃の事実(だろう)と思われるものが出てくるのだが、これらは基本的に伏線も何も張られていない。そのため、プレイヤーは置いてきぼりである。 特に闇ルートのラストでは重要人物を殺害したというような描写が入るのだが、そもそもストーリー上そのキャラを殺しに行く前にラストバトルに突入し、何のイベントも無いまま「何故○○を殺した!?」「私に逆らったからだ!」などとのたまう謎展開が繰り広げられる。このようなやりとりは闇ルートのラスボス前にもあるのだが、そこはちゃんと前置きがあったので… テキストも全体的に素人クオリティで拙い。 日本語として微妙に噛み合っていなかったり、話し言葉としては不自然な言い回し等も多く見られる。 キャラクター面でも問題山積 とことん破綻している主人公。 どのルートであろうとご都合主義のストーリー展開により「俺は正しい。悲劇や事故は全部敵のせい」を地で行き、相手を悪とみなせば一切の事情を顧みる事無く斬り伏せる。それをとがめられようものなら逆ギレという悪役っぷりを随所で発揮する。 かの長髪時代の子爵様を彷彿させるが、あちらは己の行いへの反省や贖罪を経た大きな成長でプレイヤーを魅せていた。しかし本作の彼にはそのような一面すら無く、終始ブレない(成長しないとも)暴君っぷりを見せてくれる。 可愛い女の子は説得して助け、男キャラは見殺しにして「(敵の名前)がいけないんだ」等、いっそ清々しい程香ばしい言動も多い。 主人公の先生ポジションのキャラも居るが、ブレーキ役にすらなれてないどころか主人公に流されて増長させる。 重要人物が死んだ原因を作ったのも主人公であるが、直後にショックで錯乱気味になっただけで、その後は特に葛藤することも無く死んだ人を思い出す場面でその人を振り返ることも無いなど、最低限の倫理観すら欠如している有様。 キャラクターデザイン担当は『天地創造』や『グランディア エクストリーム』のデザインも手掛けた漫画家の藤原カムイ氏であるが、登場キャラはビジュアル的に魅力がないと評判。 ただでさえ女キャラが少ないうえ、必ず仲間になるキャラより、敵として出現する(ルートによっては仲間になる者も)キャラの方がまだビジュアル的にマシという評判。 ほとんどのキャラは、設定年齢に比べて外見等が明らかにそれより上に見える。主人公の年齢は14歳だが、そのように見える人がどれだけいるのか。しかし、これはまだマシな方である。 15歳の女戦士とか21歳の近衛兵、17歳の主人公の従者なんかは、年齢を聞いたら反射的に耳を疑うレベル。逆に13歳なのに変声期前の少年にしか見えない外見と声を持つキャラもいる。 アニメなどではよくある設定…とも言えなくもないが、本作の場合はあえてそういう設定にしている節はなく、単純に設定と作画の乖離であろう。 「主人公(14歳)が数年前に山賊を説得し更生させる」等、時系列的に無理のあるシーンがいくつもある。年齢がおかしいのは絵師の所為ではなく元々の設定が原因の模様。 大体の味方キャラが一行のお知り合い。それが活かされている訳でもなくただいるだけ(*2)。酷い時は敵すらも知り合い、バラエティ番組の如く主人公の行きそうな所で待機しているのではと思うほど。 「船に乗らないと行けない島がある→ああ、そういえば知り合いに船乗りが~」な展開はまだいい方で「誰かが襲われて居るぞ→あ、お前は○○」「誰かに攻撃されたぞ→あっお前は××」を延々繰り返す。 ヒロインらしき人物は主人公の父の盟友である隣の領主の娘で、かつ主人公の幼馴染だが、そういうポジションでは定番な主人公との恋愛フラグ等も立たない。ちなみに彼女、最もハッピーなルートではエンディングに全く登場しない。 テレビ版『Ζガンダム』のファ・ユイリィをモチーフにしているのでは、と思わせる報われなさ。光ルートでの行動が奇妙な程に酷似している。 出現時以外見せ場がないキャラや、それさえないキャラが圧倒的に多い。 例えば180歳の大賢者がいる(ルートによっては仲間になる)が、どのルートでもパッとした活躍はしない。 イベントでキャラが死ぬ時は、その多くが報いなしの犬死に。特に闇ルートでは終盤にそんな光景を何回も見せられる。 仲間を囮にする場面が特に酷く、囮にした仲間が死んだ場所と同じ位置に主人公が出現する。囮になっていないどころか単なる見殺しである。 全体的に「ほらこのキャラ可哀想でしょ」と言わんばかりに死なす場面が完全に滑っており、私利私欲の為だけに罪を犯していたキャラですら突然掌を返したかのような綺麗事と共に絶命するので逆に苛立ちしか感じない。 各ルートでキャラの設定を変えているらしく、一部のキャラは他のルートでは知り合いですらないキャラに紹介されることもある。 先述の通り一部のキャラはボイス付きだが、その中にボイスチェンジャーで声色を変えたとおぼしき声がある。まるでTV番組特番の匿名インタビューのようである。 うち一人は正体を隠した怪しげなキャラであるため、違和感はそれほどでもない。説明書で正体をネタバレしているが。 そして、真ラスボス達の声もボイスチェンジャー風。前述のキャラと違ってこちらは姿も正体も堂々と晒して会話している。特に女性側は声が極端に甲高く、外見との乖離が凄まじい(*3)。笑わせるシーンではないのだが。 音声加工している例は星のカービィシリーズのデデデなど、いくつかあるが、ここまで露骨なものはそうそうお目にかかれない。 + 真ルート終章ネタバレ注意 真ラスボスを説得する場面があるが、若干言っている事がずれている部分が見受けられる。 このEDにて、皇太子→国王になる点もつっこみどころ。 それを言うなら「皇太子→皇帝」か「王子→国王」の方が自然だろう。 + 光ルート終章ネタバレ注意 光とは名ばかりで、ステージの途中で「この輸送隊は民間人だけど敵に協力しているから殺そう」と平然と言い放ち、指摘されると激怒の末無理矢理押し通す。 そして本当に輸送隊を皆殺しにする、ステージ前説明では全員悪徳商人だと言う事にされているがイベントの台詞を見る限り強制労働させられている一般市民も大勢含まれている模様。これ程までの暴虐を敵軍や賊の類ではなく、正義な筈の自軍が行うのだ。 挙句の果てにライバルキャラの死体を切り刻み、仲間から不気味な目で見られる。 ここまで悪行を重ねておいて突然ブラックホールが現れて精神が崩壊、幼児になってしまう(14歳だが)。「幼児退行して今までの暴虐忘れちゃったから許してね♪」とでも言いたげな笑顔にぞっとさせられる事請け合い。 記憶を全て失いヒロインに介護されるというラストは『宇宙の騎士テッカマンブレード』を髣髴とさせるものだが、あちらの主人公が辿った過酷な運命と比べるべくもない。 + 闇ルート終章ネタバレ注意 電波と称するのすら生温い程に理解不能な次元。もはや怪文章をノーヒントで読まされているような狂気の産物。描いてるライターやそれを見た開発陣自身も理解出来ているだろうか…? 終盤操作キャラを皆殺しにして面白がるシーンがある。もはや快楽殺人鬼か何かである。主人公の生き別れの母親に会えるのはこのルートだけなのがこれまた狂っている。 仲間や主人公の心情が大して描写されないまま、それまでの仲間に対する極悪非道が繰り返される。仲間達の恨み辛みを背にしながらも、EDで何も無かったように主人公は国民に歓声で迎えられる。 その際に上記の行いを主人公が振り返るのだが、「これで良かったんだ…」の一言だけで済ませてしまう。何一つとして良い所など無いのだが…。いつか主人公に天罰が下る事を心から祈りたくなる事請け合い。最後にナレーションで「(主人公の国の)その後の興亡は知られていない…」という趣旨の台詞が入るが、滅亡の一途を辿る未来しか想像できない。 ちなみに母親を探していたわけではなく襲われている教会を守ったらたまたま居た。感動どころか、感慨の欠片も沸いてこない。 OP・音楽 超絶作画のオープニングアニメでヒロインが口パクするシーンがあるので、演出として残念。 戦闘パートのBGMは光・真ルート最終章の敵ターン以外、どのルートのどの章でも使い回しであり、聞き飽きてしまう。 出撃準備のBGMは1ループ20秒足らず。しかもほぼ同じフレーズが2回繰り返されるだけなので、実質1ループ10秒足らずしかない。 評価点 音楽は評価できる出来。 米倉千尋氏が歌うオープニングテーマ「ライオンの翼」は普通に良曲。 BGMはLUNARシリーズやエンターブレイン恋愛シミュレーションシリーズなどを手掛けた岩垂徳行氏が担当。実績のある作曲家だけあり、本作の唯一と言って良い評価点となっている。 総評 悪い意味で古臭く拙いグラフィック、バランス調整を根本から忘れているとしか言いようのない狂ったゲーム性、作画と設定の乖離が著しいキャラクター達、下手な悪役も真っ青な主人公の暴虐の数々…等、SRPGとしてもキャラゲーとしても破綻しきっている、BGMと歌以外ほぼ隙の無い手堅いクソゲーとして名を馳せた。 更に下記する有名シリーズへの盗作疑惑も、そのシリーズの完成度の高さ故にプレイヤーからの反感を買ってしまった面もある。 特にシナリオの混沌さにおいては、下手な「電波シナリオ」の評価を下されているゲームよりも酷く、主人公の暴挙もあってかなりキツいものになるので、プレイする機会があるなら、その辺の耐性が無いと著しく気分を害する可能性があるので注意。 余談 当時はKOTY大賞間違いなしと言われていたが、年末の魔物に阻まれ大賞にはならず。相手が悪すぎたのだ… こんな破綻しきったキャラが織りなす電波ストーリーだが、シナリオ担当は漫画『コンシェルジュ』の原作を手掛けたいしぜきひでゆき氏である。 過去には『バイオハザード』シリーズやDCの『エルドラドゲート』などにも参加しており、ゲームシナリオに関しても素人ではないはずなのだが、一体氏に何が起こったのか。 岩垂氏は、過去にも『魔天の創滅』や『グランディアIII』、『ラジアータ ストーリーズ』(これはクソゲーというよりも鬱ゲーだが)等の作曲に関わっておりクソゲーに縁のある作曲家と言われてしまう事がある。どの作品でもBGM自体はしっかり評価されているのが救いといえば救い。 2chのスレ内で「エルヴァンディアの良いところ」を尋ねた者がいた際には以下のような回答が得られた。 + エルヴァンディアの良いところ ディスク裏返すとキラキラしてて綺麗 神の声を聞いて腹筋が六つに割れました プロのデザイナーが考えたタイトルロゴを拝める いつでもゴー! 出来る たくさん笑うことによって免疫力がアップする。つまり健康に良い。 主人公の声が、『アークザラッド』を彷彿とさせる サックスの容姿を見て自分は老け顔じゃないと安心する 試練の塔でプレイヤーの忍耐力を強化できる 凧で空を飛んではいけない、と言う教訓 時間の大切さを学ぶことが出来る 仲間の大切さを学ぶことが出来る(主に闇ルートで) お金の大切さが身にしみて分かる 株で言うところの損切りが学習できる 懐古厨向けに作るにしても全てを昔風に作ればいいわけではないということを各メーカーが学ぶための礎 投げるとよく飛ぶから愛犬のボビーも大喜びさ! 盗作疑惑 2008年終わり頃、『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』から数値計算式等の盗作疑惑が浮上した。 主な盗作疑惑のある箇所は、兵種別ステータス(*4)と、主人公ユニット(アシュレイとアイク)の初期ステータスがそれぞれ一致するという点の2つ。 というより、必殺のダメージ倍率以外のほぼすべての計算式、それどころか蒼炎で調整された特効武器の「武器威力の2倍」や「3すくみの補正」まで完全に一致する上に、戦闘結果予測の画面すら蒼炎の丸パクリのような状態なので、大いに劣化した盗作にしか見えない。 令和になってからユニット自体に設定されている基本パラメータ、最大パラメーター、クラスチェンジボーナス、成長率が両作で一致するという新たな疑惑が見つかった。漆黒の騎士と同じ成長率の闘将、パラディン(剣、槍、斧)と違い1人だけ異なるボーナスのパラディン(弓)と同じボーナスの弓騎兵など内部データを見たとしか思えない点がある。 「エルヴァンディアゴー!」について 「エルヴァンディアゴー!」と言う掛け声がKOTY動画などで有名になったが、実際にはゲーム中にそんな掛け声は存在しない。あろうことか「ゲーム内に登場する」と誤解し間違った選評がそのまま採用されてしまった模様。 このフレーズは元々はとあるレビューサイトでユーザーが書き込んだ発言が初出とされており、それが各方面に飛び火して伝わりAA化などもされたもの。ついにはスパイク公式ブログ「える・ゔぁん・ねっと」でも(出自を知ってか知らずか)用いられたことがあり(後に公式ブログは閉鎖済)、ユーザーの反発…というか呆れを買った。 しかし怪我の功名と言うべきか、それが今やエルヴァンディアをエアプでにわか批判する人間(動画評論家など)を暴く罠にもなっている。『四八(仮)』の狂信者の「党首」もその罠に引っ掛かった一人である。 コミカライズ 「月刊少年ファング」という雑誌においてコミカライズされていた(作者は森本尚司)…のだが、雑誌が創刊1周年で休刊に追い込まれた。「ゲームがクソでコミカライズした雑誌が休刊」という点で、かの『クロスハンター』を髣髴とさせる。 尚、本作自体は原作シナリオの電波に満ちた内容を筋が通る様に修正し、特にアシュレイは主人公らしい良識と正義感を兼ね備えた好青年として好感を持ちやすいキャラクターへと大きく改善されており概ね好評である。故に掲載誌の休刊で早々に打ち切られた事が残念でならない。
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シャングリラ・ワールド 【しゃんぐりらわーるど】 ジャンル ノベルゲーム 対応機種 Android 4.1以上 メディア ダウンロード 発売元 エンタブリッジ 開発元 エンタブリッジ 発売日 2019年4月16日 定価 基本無料(広告視聴あり)クリア後の章は広告視聴をするか360円で購入 プレイ人数 1人 セーブデータ 1個 レーティング 全ユーザー対象 判定 良作 ポイント AIとともにMMORPGを開発する物語人生とゲームの切れない関連性 概要 登場人物 システム 評価点 問題点 総評 概要 テキストを読み進めていくADVゲームの1作。 青年タクが開発していたMMORP「シャングリラ・ワールド」を舞台に、ゲーム内AIのフィオナ、そしてテスターとして雇われた少女美咲の3人で、シャングリラ・ワールドをリメイクしていくストーリーである。 登場人物 タク 明朗快活な高校生。プログラマーとしての才覚があり、たった1人でMMORPG「シャングリラ・ワールド」の開発を手がける。 フィオナ シャングリラ・ワールド中のヒロインを務めるキャラクター。 ゲーム内のキャラクターであるが、タクの技術により独自の自我を持っている。シャングリラ・ワールドのゲームとしての欠陥に目をつけ、作り直しを提案すべくタクからゲームマスターの権限を奪い取った。 全体的にノリがよい性格がタクに対しては毒舌。ただ単にタクを見下しているわけではなく、彼女なりに思うことがあるようだが…。 美咲 ゲーム好きで引っ込み思案な少女。数々のバイトを受けるが様々な事情で長続きしてこなかった。 入院続きの生活を送ってきており、友達を作りたいと思っている。シャングリラ・ワールドのテスターの募集に興味を持っていたところを、フィオナにスカウトされる。 システム ストーリーは原則1本道。間違えた選択肢を選ぶとバッドエンドかアナザーエンドになる。 セーブは、ストーリーを一定区画進めることで自動的にセーブされる形式。 メインメニューに戻らずにゲームを中断すると、再開した際は最後にセーブした場所からのスタートとなる。 メインメニューに戻ると、一度読了した章・節をいつでもプレイしなおすことが出来る。 広告 一括30秒のものが放送される。 広告を見ることで、間違えた選択肢のところから即座にやり直し可能となる。 その他、シナリオの一定区画を進んでいる間広告を見なくてはならない場合もある。 スタミナ制は一切採用していない。 評価点 とっつきやすさ タップ以外の複雑な操作を必要としていない。 タク、フィオナ、美咲の3人の対話そのものがストーリーの9割を占めるので、物語自体も理解はしやすい。 連続タップすれば、彼らの発言もすばやく次に送られていくので攻略のテンポ自体も悪くは無い。読み飛ばしてしまった範囲は、バックログでもういちど読み直すことも一応可能。 AIを用いた独自の設定 本作は、AIが自我を持つという世界観である。 序盤のフィオナの活躍だけでなく、終盤のとある展開でもこのAIが影響を及ぼしてくる。 シャングリラ・ワールドには独自のAIが搭載されており、プレイヤーたちがログイン中にとった行動をAI分析し、ログアウト中に補助を行うといった機能もある。 MMORPGの開発やあるあるを題材にしている 登場人物たちが、ひとつのMMORPGを開発していくという物語であり、プレイヤーにどうすれば楽しんでもらえるようになるか、といったことを真剣に議題にしていく。 レベル上げ、NPCとのイベント、ランク付け、季節要素、課金要素は果たして必要なのかといった基本的なことを題材としている。 ゲームプレイヤーにとってのあるあるも議題に取り入れており、共感性の高いものとなっている。クリエイター側の自己満足や薄ら寒いような展開とはならない。 ほのぼのしていた中盤からの急展開 + ネタバレ 陽気でネタキャラと思われていたタクは、実はかなり数奇で壮絶な経歴の持ち主である。 中盤までは天才プログラマーたるタクが設計したMMORPGを、クソゲーではない作品として完成させるストーリーとなっている。 しかしそれ以降タクの闘病にまみれたひどい人生に焦点が当たるようになり、ゲームを作っていた本当の目的が明かされる。そこから人生とは本当にクソゲーなのか、という題材に発展していく。 フィオナも、シャングリラ・ワールドの改良だけではなく、実はタクに生きる目標を見つけさせるという目標を掲げていたことが判明。みさきがテスターに選ばれた理由も、タクの生きる理由を作るためであったところが大きい。 その他 立ち絵のパターンはかなり豊富。表情だけでなく、キャラの衣装にもいくつかバリエーションがある。 ゲーム中のとある進行の都合で本当にアプリからサインアウトさせられる演出があり、プレイヤーの意表をついてくる。 問題点 本編以外のルートのつくりこみ 根幹のストーリーの出来は良いのだが、バッドエンドは実質物語をぶつ切りにする存在なだけ。 バッドエンドになると、登場人物が苦しんだり、悲鳴を上げる展開になった後、唐突に話が終わってしまう。なぜバッドエンドなのか納得のいかない場合もある。また赤黒く「GAME OVER」と表記されることもあり怖い。 アナザーエンドも一応メタネタだったり、エンタブリッジの別アプリの宣伝だったり、あるいはまったく別のストーリーに展開して終わり、といったところ。こちらは一応楽しむことは可能か。 広告の視聴頻度が少々多い 全バッドエンド・アナザーエンドを網羅することで、新たに視聴可能になるストーリーが存在する。 選択肢を選ぶ場面から開始したい場合は広告を見なくては成らないので、効率よくエンディングを網羅しようとすると3~5分に1回のペースで広告を見ることになる。 課金コンテンツについて クリア後のとある章は、課金コンテンツ(あるいは広告視聴)となっている。 本編のボリュームに比べて特にたいした内容でないので、ここだけ課金コンテンツにする必要があったのか怪しいところ。 ADVゲーとしての機能性 バックログ機能が弱い。バックログで閲覧(*1)できる範囲は、最後にイベントスチルやムービーが挟まれた場所から今読んでいるところまでと狭い。 セーブは完全自動。セーブされる頻度自体は高いので中断しづらいわけではないが、好きなタイミングでセーブできない。 総評 ゲーム性自体はただテキストを読み進めるシンプルなものだが、MMORPG開発に関する共感性の高い題材から取り掛かり、現実をどう生きるかをテーマに転換していくストーリーの読み応えは高い。
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※(以下はクソゲーオブザイヤーinエロゲ板スレッドとは全く無関係に一部の編集者により独自に編集されている記述群です。理解の上閲覧してください。) アーベル AXL アトリエさくら アリスソフト ういんどみる Aile エウシュリー F C Overflow CASSIOPEIA CUFFS 戯画 CIRCUS softhouse-seal 超空間 ドールハウス ねこねこソフト PB Purple Software delight 130cm feng FLAT Meteor ユニコーン・エー light Leaf 時折、スレ内にてクソゲーどうこうに関わらず、話題に上がったりするメーカー等について アーベル 【あーべる】 『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO (elf)』や『EVE burst error (C’s ware)』で有名な菅野ひろゆき氏の率いる会社。クソゲークリエイターとしても一流らしい。 2009年あたりから、ただただ手を抜いたようにしか見えないソフトばかりのため、クソゲー愛好家たちからも「愛せないクソゲー」とあまり評判は良くない。 2011年にその菅野ひろゆき氏が死去。このメーカーの今後の動向に注目である。 作品MQ ~時空の覇者~ 恋刀乱麻 ~わたしが、アナタを、守るからっ!!!~ デュアル・エム-空の記憶- ゾンビの同級生はプリンセス 魔法少女と恋+ JK辱処女~純粋な心の持ち主ほど処女を好むという法則~ 不条理世界の探偵令嬢 ~秘密のティータイムは花園で~ AXL 【あくせる】 学園萌えゲーとしてはそれなりに有名なメーカー。瀬之本久史が原画を担当しているのが特徴。2018年に瀬之本久史がフリー化して以降は新作を発売していない。 キャラの顔つき、塗りが独特であるため、やや好みが分かれる。 作品かしましコミュニケーション アトリエさくら 【あとりえさくら】 NTR作品を中心に発表している。非常に多作である。 しかしながらその様子はまさに粗製濫造であり、これは本当にNTRなのかと疑問を呈されることが日常茶飯事である。 2022年には6作、2023年には7作(11/20時点)を送りこんできており、全盛期のsealを彷彿とさせる。 作品寝取られ妻・絵理奈 ~愛する妻は他の男の上で腰を振る~ アリスソフト 【ありすそふと】 自社ビルを所有する老舗。 配布フリー宣言という魔術で古(いにしえ)の神ゲーを蘇らせようとしている黒魔道師。 エロゲーといえばノベルゲーム中心なこの業界において、RPG・SLG・SRPG等をメインにリリースしているのが特徴。ADVも選択肢が多いなど、プレイに工夫が必要なものが多い。一方で『アトラク=ナクア』『しまいま。』のようなシンプルなノベルゲームも存在する。 作品闘神都市Ⅲ 大帝国 ういんどみる 【ういんどみる】 学園イチャラブゲーで非常に定評のあるメーカー。略して『どみる』と呼ばれることも。 『結い橋』『はぴねす!』『祝福のカンパネラ』『Hyper→Highspeed→Geneus』等々の人気作を多く輩出。ファンも多い。 だからこそ、『色に出にけりわが恋は』のインパクトが強かったとも言える。 メーカーが2010年度KOTYe大賞受賞を知り、名誉挽回を狙って新作『Hyper→Highspeed→Genius』を発売。総じてクオリティが高い良作に。 作品色に出でにけりわが恋は Aile 【えーる】 2011年に処女作を発売したブランド。 絵が独特だが味がありクオリティが高いため、一見さんがまんまと騙される。 シナリオについては正直酷く、それによりKOTYeに選評が上がることがある。 作品よりも、著作権違反への厳しい対応を取ることのほうが有名である。 作品Friends エウシュリー 【エウシュリー】 北海道札幌市に本社を置くメーカー。元はアーカムプロダクツの傘下メーカーだったが2010年に独立して有限会社エウクレイアに移行し、現在は姉妹メーカーのアナスタシアを有する。 開発方針は自他ともに認める『大艦巨砲主義メーカー』で、エロ描写よりも重厚な遊びごたえのあるRPG・SLG部の作り込みに定評がある。その反面、ソフトの販売ペースは遅く、エウクレイアに移行するまでは年一本出すのが精一杯だった。 これらの事柄から、「エロはおまけのSLGメーカー」と評される事も多い。 作品天冥のコンキスタ F C 【えふあんどしー】 老舗メーカー。前身のフェアリーテールから数えるとさらに歴史は長い。 やたらブランドが多いのが特徴と言われているが、00年代になってウィル(プラス)、ネクストンなどさらに多くのブランドを保有する会社が現れたため、既に過去のものになった。カクテル・ソフト→CanvasやPiaキャロ・With Youなど名作シリーズを生み出す。しかしPiaキャロ4は選評こそ来なかったものの、Hシーンを除けば壊滅的な出来で、CS移植版もそのHシーン「だけ」単純に抜いたがために本家KOTY(2011据置&2012携帯)にノミネート。 F C FC01/FC02→前半は良作の中にたまに出来の悪いソフトがある程度だったのだが…。 作品ほしフル Overflow 【おーばーふろー】 やたらバグが多く、特に『Summer Days』では2.3GBという大容量パッチ(俗称:ギガパッチ)を公開した。 発売延期が多い。あと誠死ね。 内容がドロドロしている物が多く、グロもある。特に深夜アニメで放映された『School Days』のアニメ版のラストのヤバさは『Nice Boat.』『中に誰もいませんよ』などと共に今尚語り草となっている。 だが最新作『Shiny Days』を最後に開発を終了すると発表した。以降も小粒な派生作品やパック版は発売している。 作品Summer Days CrossDays CASSIOPEIA 【かしおぺあ】 プロダクションぺんしる系統の捨てブランドの一つ。この会社は、新規ブランドを装って下位ブランドを設立し、その処女作が売れなければ放置する。『Lillian』(=『ティンクル☆くるせいだーす』)のように売れると生き残る。 やはりKOTYeエントリー作となってしまった『げきたま』を発売ししばらくして実質的な活動を終了した。 作品げきたま! ~青陵学園演劇部~ CUFFS 【かふす】 F C離脱組が作ったブランド。 『Garden』事件の後もパッチ公開という形でシナリオ補完を試みていたが、2013年を最後に音沙汰がなくなる。何食わぬ顔で2011年に新作『CAFE SOURIRE』を発売している。 作品Garden 戯画 【ぎが】 TGL企画のエロゲブランド。 1993年の『V.G.』に始まり、今でも毎年3,4本は出す非常に多作なブランド。 名作と地雷の差が激しく、「戯画マイン」という言葉が生まれた。 以前はシステム地雷が多かったが、最近はかなり快適になった。 だが最近は、凡作1本を出すのに戯画マイン5本が飛ぶような印象すらある。 2023年3月末で解散することを発表したが、最終作が発売延期される始末で動向が注目される。 作品やきもちツインベル やきたてクロワッサン ぷちチェリー JINKI EXTEND Re VISION マテリアルブレイブ ジンキ・リザレクション CIRCUS 【さーかす】 埼玉県蓮田市に本社を置くソフトハウス、現行におけるエロゲ老舗メーカーの1つ。俗称は和訳の曲芸。 D.C.(ダ・カーポ)シリーズで有名であり(因みにD.C.1のキャラデザを担当したのはかの七尾奈留氏だが、当時いたスタッフはもう残っていない)、同時にこれをネタとした曲芸商法で有名な会社である(曲芸商法を参照)。 ダ・カーポシリーズ以外の作品はスレに選評がいくらか書かれた。 そしてダ・カーポシリーズも2021年にこのスレのお世話になることとなってしまった。 作品ヴァルキリーコンプレックス 水夏弐律 あるぴじ学園 D.C.4 Plus Harmony ~ダ・カーポ4~ プラスハーモニー softhouse-seal 【そふとはうすしーる】 株式会社アンノックアウトのアダルトゲームブランドで、主に低価格帯のゲームをハイペースで輩出していた。 2011年度から、低価格帯のRPG(SLG)に挑戦するも、評判は良くない。しかし、低価格帯故にクソゲーハンターにもお買い求めしやすい値段で、間違った方向に頑張ったゆえに生まれたクソゲーのため、一部の住人からは愛されている様子。 エロに関しては価格相応の価値はあるため、クソゲーをしたいけどエロも見たい! というクソゲー初心者にもオススメ。だが、エロすらもおかしい作品も最近ちらほら見られるようになり、KOTYe御用達のメーカーになってしまった。 2015年6月、自社作品の「100本セット」という恐ろしいものを発売。2011年大賞作を含め、その時点でKOTYeに絡んだseal作品はひととおり収録されている。DL版はセール価格になったりする(500円、つまり1本5円になったこともある)ので、怖いもの見たさの人は狙い目。 まともにに遊べるゲームも存在しており、フルプライス専門の「softhouse-seal GRANDEE」に舞台設定等を流用し、良作抜きゲーと化すことも。 このスレでは2016年を最後に姿を消しており、また公式サイトも2018年で更新が止まっている。 作品変態勇者の中出し英雄記 学園迷宮エロはぷにんぐ! 華麗に悩殺♪ くのいちがイク! 超空間 【ちょうくうかん】 HYPERSPACE/GAIA/VEGA/DEVIL'S WORKS/Tablet等、多数のブランドを持つ(現在は倒産したと思われる)。 その独特の作風は他社の追随を許さない。 あまりにも独特すぎるのでこの項目で説明のしようがない。「超空間」と検索してみてはいかがだろうか。 「超空間の作品は芸術なのでクソゲーとは言わない」「クソゲーではなく、超空間ゲー」などと神格化されている。 ドールハウス 【どーるはうす】 埼玉県に存在していたソフトハウス。ブランドとして、PUMPIE、アクリエアスを展開していた。 ゲームソフト専業ではなく、他業種の会社が趣味的にやっていた模様。 なんといっても社長絵師YAMYAMの作品群が極悪。社長絵師といっても s 西又キングダム /s Navelの西又葵も社長みたいなものであるから否定されるものではないのだが……ここの場合は色々な意味で「これはひどい」ww ちなみに4人のスタッフで製作していた。 基本的には「熱意はあるけけど力量が足りなかった」タイプのクソゲーを量産していたわけで、「宣伝詐欺」とか「未完成商法」の会社とは一線を画している事に注意。 クソはクソではあるがクソぶりが突き抜けて笑いの域に昇華した稀に見るソフトハウスだったといえる。その様はまさしく北斗の拳のトキが使う有情破顔拳を喰らった様な感じである。 作品わくわく☆惑星プリンセス 扉のむこうは ねこねこソフト 【ねこねこそふと】 昔からあるメーカーの一つで、ファンサービスが良すぎて予算不足になり、かつて消滅したことがある。だがコットンソフトの支援を受けて復活した。 下記のPBでもある。 妹キャラに非常に定評がある(あった)メーカーで、信者が多い。 『サナララ』『ラムネ』『そらいろ』など名作、良作が目立つが、その一方で突き抜けたクソゲーを出すこともある。特に『みずいろ』の悪夢は誰しもが知るところだろう。メーカーへの信頼を失墜させた『White』も。もっとも『みずいろ』の問題はアンインストーラであり、ゲームの内容自体は好評なのだが。 作品みずいろ White -blanche comme la lune- PB 【ぱーとなーぶらんど】 戯画(TGL)とつるむブランドたち。 PBとなるのは、外注を集めたが何らかの理由で戯画ブランドでは出なかったり、新ブランドがTGLに力を借りるためだったり。 戯画サイト内に公式サイトがあったり、feat.GIGAと付いていたら高確率で地雷。 戯画本家とは違うシステムを使っており、システム地雷も数多い。 作品Always(daisy feat.GIGA) すぺしゃりて!(STRIPE feat.GIGA) Purple Software delight 【ぱーぷるそふとうぇあ でぃらいと】 Purple Softwareの抜きゲー用姉妹ブランド(?) 本家は学園純愛モノで有名なメーカーで、シナリオは凡庸だがムービーや楽曲が非常に優秀。 だが姉妹ブランドのお粗末具合は…発売作全てがKOTYeエントリーという大失態である。詳しくは選評で。 作品Orange Memories PrimaryStep 130cm 【ひゃくさんじゅっせんち】 ビジュアルアーツ系列。『彼女たちの流儀』など、いくつもの名作を輩出したメーカー。 基本的にKOTYeのお世話になる作品は出すことがないが、『鬼まり。』のヒロインのエロ無し騒動の際の言い訳で、一躍有名メーカーに名乗りを上げた。 作品鬼まり。 feng 【ふぉん】 『あかね色に染まる坂』のアニメ化などにより知名度は上がったが未だに「フェング」と読まれてしまう。 非常に延期・バグが多く、セールス的にも厳しかったため会社の存続が危ぶまれたが、『あかね色に染まる坂』と『星空へ架かる橋』が、ゲーム自体は駄作ながらもアニメ化に成功するなど、それなりに売れているメーカーではあった。 2019年に事業を停止した。 作品White Princess 星空へ架かる橋 FLAT 【ふらっと】 同人上がりのメーカー。代表作は『シークレットゲーム(無印およびキラークイーン)』。 同人時代はそれなりに味のあるシナリオが売りだったが…。 体験版詐欺や回想シーン数詐欺、フルプライス詐欺などで有名。 作品うたてめぐり シークレットゲーム CODE Revise Meteor 【めてお】 英語の和訳通りに『隕石』と呼ばれることも。 『Clover Point』で有名なメーカーで、一度解散したのち復活した。 だが復活して以降の作品は鳴かず飛ばずで、作品を出すたびにクオリティが下がっている。 作品Princess-Style ユニコーン・エー 【ゆにこーんえー】 全年齢版のソフトを発売している母体のシステムソフト・アルファーは、そのバグの多さから、「α版のアルファー」などと揶揄されるクソゲー界の逸材。 そのアダルトブランドであることから、その品質はお察し。最近はだいぶ改善されてきたようで、戦極姫シリーズも3はシステム自体もそこそこ評価されるようにはなってきているようである。 …と思っていたら、シリーズ6作目で評価は急転直下、大賞を射止めてしまった。 特に『戦極姫 -戦乱の世に焔立つ-』はPS2とPSPに移植され、家庭用・携帯用で同一作品同時受賞と言う離れ業を成し遂げ巷を震撼させた。 話題となる作品の多くはサブブランドのげーせん18から排出されている。 システムソフト・アルファーは2021年内限りで事業をシステムソフト・ベータ(日本一ソフトウェアの完全子会社)に譲渡した。 またユニコーン・エーも2023年11月1日に「neo-unicorn」とブランド名を改めている。 作品戦極姫 -戦乱の世に焔立つ- 出撃!!乙女たちの戦場 ~闇を切り裂く、にび色の徹甲弾~ 戦極姫6 ~天下覚醒、新月の煌き~ light 【らいと】 戯画のように良作と駄作の差が激しい。 また、『Dies irae』(怒りの日)事件の対応により悪評が高い。 主人公声付き作品が多いのが特徴。 2019年に解散し、ホームページ等はAKABEiSOFT2に引き継がれた。 作品Dies irae Leaf 【りーふ】 ビジュアルノベルシリーズで有名。 かつては大阪に本社を置くビジュアルアーツのブランド「Key」(鍵)と並んで葉鍵と呼ばれ、現在もPINKちゃんねるに葉鍵板が存在する。 良くも悪くも話題となる作品を多く排出。 延期をしない方が珍しい。 「うたわれるもの」や「「誰彼」「フルアニ」のようにADV以外にも新しいことにチャレンジしている事が特徴。ただし、アリスと比べると滑っているような気がしないでもない。 作品誰彼 フルアニ To Heat2 Another Days
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1 七つの大罪(1月末) 2 3 4 オムライスを食べられない女(4~5月) 5 妹の学校で禁止になった(5/25~数日間) 6 7 お前は見られている(7月~) 8 9 10 11 12 演奏記号(末ぐらい~現在)
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ミニ4ボーイ 【みによんぼーい】 ジャンル ミニ四駆レース 対応機種 ゲームボーイ 発売元 J・ウイング 開発元 不明(オカリナシステム?) 発売日 1996年12月27日 定価 5,229円 判定 クソゲー ポイント やく32ぶんの1スケールのマシンやく32ぶんの1スケールのストーリーやく32ぶんの1レベルのりんじょうかんやく32ぶんの1レベルのクオリティ ミニ4ボーイシリーズ - I / II 概要 問題点 評価点 総評 余談 概要 1980~90年代に何度もブームを巻き起こした、タミヤ(TAMIYA、当時 田宮模型)の「ミニ四駆」に便乗して制作・販売されたGBソフト。 それを意識してか、パッケージには発売当時にブームの牽引役だった漫画及びアニメ作品『爆走兄弟レッツ ゴー!!』に登場するミニ四駆マシンに酷似したイラストが使われている。 だが、このソフトはタミヤのミニ四駆とは一線を画す、いわば ノンライセンス商品 である。そのため、作中で「ミニ四駆」という言葉が使われることはない(「ミニ四駆」はタミヤの登録商標)。 代わりに、作中及び説明書ではミニ四駆にあたるマシンのことを「やく32ぶんの1スケールのマシン」と呼んでいる。タイトルの『ミニ4ボーイ』がアウトのように見えるが、こちらはJ・ウイング自身がちゃっかり登録商標にしている。 以上の点から、本作をミニ四駆関連のパチモノの一つと認識している人は多い。まさに、ソフトの色だけでなく、外箱も中身も完全に灰色なゲームである。 それだけでも充分問題なのだが、本作はゲームとしてのクオリティも低い。以下に問題点を上げていく。 問題点 本作の主人公が、ふとしたことから「やく32ぶんの1スケールのマシン(以下マシンと表記)」を手に入れたところから物語が始まるのだが、その後のストーリーが無い。 厳密に言えば、主人公に設定されているランキングをレースで勝って上げていくのが話の目的である。だが、主人公がレースを続ける理由や勝ち続ける意義が全く表現されないため、プレイヤーはレース、買い物、マシンのセッティングを淡々と繰り返すだけになってしまう。RPGに例えるなら、敵を倒すことと装備を調えることを繰り返すだけである。 主人公の初期ランキングは80位。つまり80人相手にレースで勝利しなければならない。やれることが前述の3つしかないので、賽の河原状態である。 その80人にしても、いわゆる「名前有りキャラ」はランキングを10上げる毎に出てくるのみなので、70人以上が名無しの雑魚状態という仕様である。当然、雑魚戦にイベントはない。 ライバルポジションに当たるキャラクターも登場するが、話にほとんど絡まないため空気。 マシンレースの肝であるはずのレース画面が、タミヤ公認のものに比べると32分の1程度のクオリティ。 レース画面に表示されるモノは大きく分けて3つある。 一つは走行タイムの表示。これは問題ない。 もう一つは、画面中央に表示される自分のマシンのドライバー視点(のようななにか)。実際のF1レースや『F-ZERO』や『マリオカート』、『リッジレーサー』などの誰かが乗るレースゲームならともかく、ミニ四駆は人が乗るものではない。斬新なゲーム性を追求したかったのかもしれないが、着眼点が根本的に間違っている。 そして一番下に、サーキットを上から見下ろしたミニマップが表示される。中央のマップではマシン同士の位置関係が把握できないので、これを主に見ることになるのだが、自機と相手機を示すアイコンが○と×。 さらに、どの画面も動きがカクカクしている。マシンのコーナリングなどは、中央画面も○×アイコンも完全に直角移動である。 何より問題なのは、この3つの画面のどこにも自分が作ったマシンの走る姿が映らないことである。マシンの外見をいくつかのパターンから組み合わせて作れるのだが、肝心のレースでそれがまったく使われない。 外見はマシンの各種パラメーターに影響するので全くの無駄ではなく、GBのゲームであることを踏まえるとモーショングラフィックが限られるのは仕方のないことである。 しかし、せめてマシン型のアイコンが表示されているならともかく、○と×がカクカク動いているだけのレースは最早マイコンゲームレベルである。1996年発売のGBゲーム水準の32分の1にすらも届いていない。 システム周りの作りこみが甘すぎる。他社の四駆ゲームと比べると、その出来栄えには雲泥の差がある。 四駆ゲームなのにマシンセッティングの幅が狭い。様々なパーツに組み替えてマシンを適宜カスタマイズする意義が薄い。 マシンの性能に関わるパラメーターがSP・CN・DF・PWの4つだけ。しかも、数値が高ければ高いだけマシンが早くなるというシンプル仕様。挙句の果てに、ショップに並ぶマシンの各種パーツはストーリー()の進行に合わせて性能の高いものが解禁されていくJRPGスタイル。これでは、セッティングもクソもない。 両者がゴールラインを通過するまでレースが終了しない為、大差を付けて勝利してしまうと相手のマシンが到着するまで長々と待たされることになる。 本家ではCPUに勝利して数秒経った場合は相手が走行中でも途中で切り上げている。 評価点 シンプルな作り故の分かりやすさ JRPG的かつ作り込みの甘いゲーム性だが、その分だけ比較的とっつきやすい点は最低限評価できる。 比較対象となる本家ミニ四駆シリーズのゲームは、その殆どが、やりごたえのある反面分かりにくい・難しいといった側面を持ち、どんな子供でも気軽に遊べるものではなかった。 とりあえず地道にマシンを強化すれば誰でも先に進めるため、クリアできない、ということはない。 クリアしたくない、となってしまう可能性は大いにありうるが。 マシンやキャラクターなどのグラフィックはそれなりに出来が良い。 総評 内容が薄く肝心のゲーム内容はクソ、そのくせ作業を強いられる、とクソゲーとしての要素を手堅く押さえた一品である。 余談 製作に関わった長谷見氏によると、タミヤ側から何らかの許可は取っていたらしい(参考 制作者のwebサイト)とのこと。しかし、販売経緯や著作権問題に関する詳細は不明である。 そんな色々と問題のあるソフトではあるが、当時はテレビCMまでやっていた(参考)。ミニ四駆らしき何かがコースを走っているCMで、「四駆レースのすべてを完璧にシミュレート!!」だそうな。 もっとも、当時はバンダイの『ハイパーレーサー4WD』や青島文化教材社の『テクニ四駆』等のいわゆる「パチ四駆」が多数の会社から発売されていた時代なので(*1)、現れるべくして現れた作品とも言える。 限りなくクロに近いグレー商品なので、訴訟か販売停止になってもおかしくないのだが、何と続編が出ている。 そちらは色々と改造され、見事なバカゲーとしてチューンナップされている。
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光の戦士フォトン 惑星ゾルディアスの戦い 【ひかりのせんしふぉとん わくせいぞるでぃあすのたたかい】 ジャンル アクション 対応機種 ファミリーコンピュータ 発売元 タカラ 発売日 1987年8月28日 定価 5,500円(税別) 判定 クソゲー ポイント 独特の擬似3D不快サウンド全体的に理不尽 概要 ストーリー システム 問題点 評価点 総評 概要 タカラ(現・タカラトミー)の初のキャラゲー以外のゲーム。 上記のタイトルが正式名称であるが、タイトル画面には「フォトン」としか表示されないためタイトルを間違われる事が多い。 相変わらず『コンボイ』並みに難しい。 ストーリー 宇宙の彼方に存在する知的生命体は活性のフォトン(フォトニアン)、不活性のダクラに分離した。 後に闇の生命体へと進化したダクラに宣戦布告され、敗北したフォトニアンは惑星型宇宙船ゾルディアス号で脱出した。 しかし、ゾルディアス号はダクラに取り込まれてしまい、ほとんどのフォトニアンは死に絶えてしまった。 フォトニアン最後の生き残りとなったバイオソルジャーはダクラ打倒を目指し、中枢部を目指すのであった。 システム 『メトロイド』に代表されるような、探索重視のアクションゲーム。 擬似的に3Dを表現した画面構成になっている。ある程度進むと、画面が切り替わる。1画面ごとに画面を切り替えるといえば『ゼルダの伝説』を思わせるのだが…… 『ウィザードリィ』方式の3Dダンジョン表示に、画面下の現在地1マス分の表示内へ無理やりアクションゲームを組み込んだ作りとなっている。 階層構造になっており、隠し扉も多い。 ダンジョン内にはアイテムが落ちており、それを集め攻略していく。 敵を撃破すると、ライフが増えていく。 攻撃は一種類で、前方のみ撃つ事ができる。 パスワードによるセーブが可能。 問題点 操作が独自で慣れるのが大変。 キャラをある程度上に進ませれば次のマスへの前進に、左右画面端か下だと向き変更+1マス前進になる少々ややこしい仕様。 前に進もうが後ろに戻ろうが主人公や敵のサイズが変わらないのでまったく3Dに見えない。 一応、後述のアイテムのみ距離によって大きさが変化していく演出がある。しかしそのせいで今いるマスに落ちているのか、もっと奥のマスなのか分かりにくい。 アクションは歩行と攻撃(射撃)のみ、ただし真上にしか弾が撃てない。せめて横に撃てるようしてくれ。 雑魚は1度に1種類しか出ず、殆どが一定時間ごとに画面奥から手前に飛び去るだけで単調。 奥ではなく真横から這って来る敵も居るが、自キャラが上方向にしか攻撃できないので逃げる事しか出来ない。 ボス戦も存在するが、全体的に攻撃にランダム性が強いうえ、弾を大量にバラまいてくるので回避しにくく難易度が高い。 「エネルギータンク」を入手する事でライフの最大値が上昇するのだが、3つ目を取得すると4000からいきなり9999になるやけくそな仕様。だがそれでも厳しい難易度だったりする。 しかも、パスワードによりゲームを再スタートすると、増やしたライフは初期状態の200に戻ってしまう(最大値は戻らない)。 マップは隠し部屋や落とし穴が多く、迷いやすい。 疑似3D表示上マス内での向きの概念が有るのに、その場での方向転換が不可能。 敵の配置がマス+向きで決まっているので、同じ位置でも向きで敵が違ったり出なかったりする謎仕様。 エレベーターもあるのだが壁が点滅してるだけでそれっぽいグラフィックも無く、主人公がただ上下に浮いたり沈んだりするというカオスな画面。 エレベーターを利用するには「イエローストーン」「グリーンストーン」といったアイテムが必要なのだが、どのエレベーターでどのアイテムが必要なのか分からない。 この手のゲームにしてはお約束の、ヒントの無さ。 一応アイテムを取ると位置情報が分かったり進めなかった所に進めるようになるが、どのアイテムが何なのか一目ではさっぱりわからない。 取得していく事で向いている方向、現在地の座標などが確認できるようになっていくので、取っておいて損はない。 一応、迷宮のヒントを教えてくれる「ディスク」がある。 ディスクは全部で12個あるのだが、中にはまったく役に立たないものもある。「フォトニアン ニ エイコウアレ」なんてヒントですらない。 パスワードの情報管理がやや雑 システムとしてアイテムの入手フラグ、イベントの進行状況をパスワードで保存するのは当然なのだが、このゲームでは一文字、二文字間違えても普通にパス出来てしまう。 手書き文字のミスを回避出来るというメリットはあるが、間違えても通ってしまうがゆえに重要アイテムが取得出来ていない事に気づかず詰んでしまう可能性が生まれる。 BGMがもはや電波。 ラスボスを倒すとエンディングだが、スタッフロールが無くクリアまでに通過したマスの数が「ツウカキューブ」として表示されるのみ。 評価点 探索系アクションゲームを3Dでやろうとした、先駆的なコンセプト。 エンディングの曲は一応それなりに聴ける。 ゲーム中にくらべて非常にまともな曲になっている。なぜ本編でやらないのか。 総評 難解な操作性と不可解なマップ描写のおかげで、不快さを感じるクソゲーといえる。敵との戦闘も単調で、面白みがない。 説明書や攻略本に記されたストーリーですら電波を感じる。ゲームの出来次第では傑作と言われたのかもしれないが…… 探索型アクションゲームを、3Dゲームとしてファミコン上でやるには、技術もアイディアも足らなかったようだ。